幕末という激動の時代を駆け抜けた「新撰組」。
京都の治安維持を担いながらも、数多くの戦いと悲劇の中で散っていった若者たちの物語は、今なお多くの人を惹きつけてやみません。
近藤勇、土方歳三、沖田総司——それぞれの信念と生き様には、“時代に抗う人間の強さと儚さ”が刻まれています。
本記事では、そんな新撰組の歴史や人物像を深く学べるおすすめ本を厳選してご紹介。
史実を追う学術書から、感情に迫る小説、ビジュアルで楽しめる入門書まで幅広く網羅しています。
「なぜ彼らは“誠”を貫いたのか?」
新撰組の真実を知る読書の旅へ——今、幕末の京都が再び動き出します。
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「誠」を追う旅へ — 新撰組を知る10冊の扉
世界一よくわかる新選組 / 山村竜也 (著)
あなたの知らない新選組の姿がここにある!
滅びゆく江戸幕府に殉じた新選組。彼らは単なる人斬り集団ではなかった!
魅力的な隊士たち、鬼の副長・土方の愛刀「和泉守兼定」、池田屋事件の真実、
記録に残る幻の屯所…幕末維新を戦い抜いた彼らの真実の姿に迫る!
・新選組に興味がるので、この手の本にはつい手が伸びてしまう。 真偽のほどは置いておいて、結構知らない説がたくさん収録されていておもしろかった。
新選組 滅びの美学 ムック
維新直前の6年間、幕命で王城を守った新選組。敵か味方か、目まぐるしく変貌する動乱の渦中、尊王・攘夷・佐幕を剣一刀で貫いた集団だった。
草莽の若者がさまざまな思いを胸に上洛して結成した新選組。激闘、分裂、粛清、そして落陽のその日までを、「事件」「組織」「人物像」「エピソード」の4つの視点から徹底的に紹介する。
政治家の才長けた近藤勇、天賦の戦術家だった土方歳三など、これまでとは異なる視点でのアプローチも多数。
・新選組に関する書籍は数多く出版されているが、本書は隊の変遷がわかりやすく記されており読みやすかった。
新選組「最後の武士」の実像 / 大石 学 (著)
嘉永六年(一八五三)のペリー来航から明治二年(一八六九)の箱館五稜郭陥落までの幕末維新期、さまざまな国家構想が錯綜する中で政争や戦乱が展開された。
こうした時代に生まれ、滅んだ新選組とは、どのような集団で、いかなる歴史的位置を占めていたのか。
近藤勇らが幕末の京都で活躍できた政治的基盤や、近代性・合理性といった組織として先駆的性格に着目しつつ、各種史料を丹念に検証する新選組全史。
・司馬遼太郎の小説などで「武士の中の武士」「最後の武士」というイメージが強い新撰組。 しかしこれは本当なのだろうか。 このような問題意識のもとに本書は新撰組に関する各種資料を丹念に追跡し、その性質に迫る。 すると意外や意外、近代的・合理的な先駆的性格を見出すことができるのであった。 新撰組の通史としても読みやすく、また参考文献も充実している。
新撰組顛末記 / 永倉新八 (著)
池田屋に斬り込んだ新選組二番組長・永倉新八が語り残した実戦談!
『新撰組顛末記』は、大正2年に小樽新聞にて連載された永倉新八のインタビューをまとめたもの。
新選組の大幹部・永倉の実戦談は第一級の史料として新選組研究者・ファン必携の書となっている。
新書版刊行にあたり、幕末史研究で著名な木村幸比古氏の解説を付し、新選組ビギナーにも読みやすく再編集しました。
・実際に同じ時代を生きてきた人間の証言というのは,非常に迫真に迫っており,物語ではない深みを感じた。もちろん,記憶違いや思い込みはあるに違いないが,それこそが同じ時代を生きた人間の印象というものだと思う。新選組の新たな一面を発見できる一冊。購読をすすめます。
新選組血風録 新装版 / 司馬 遼太郎 (著)
司馬文学の傑作にして、新選組小説の代表作が、読みやすい新装版で登場!
勤王佐幕の血なまぐさい抗争に明け暮れる維新前夜の京洛に、その治安維持を任務として組織された新選組。
騒乱の世を、それぞれの夢と野心を抱いて白刃とともに生きた男たちを鮮烈に描く。司馬文学の代表作。
・私の司馬遼太郎デビュー作です。面白かったです。 歴史は苦手だけど幕末や新撰組は好き、でも長編小説は読み進めるうちに段々わからなくなってくる。。という私にはこのオムニバス形式が楽しめました。文章も難解さが全くなく、すらすら読めます。土方と沖田が出てくると面白いです。主要人物だから当たり前っちゃ当たり前ですが、この2人が際立って生き生きしているので。
新選組と日本刀。/ 宮内露風 (著)
本書では、人気の新選組隊士の中でも、特に人気のある5人を取り上げ、その愛刀との関係をまとめています。
新選組に関するエピソードを知ると共に、日本刀の基礎知識を学べる。
新選組のファンを、より深い日本刀の世界へ誘うことが本書の目的です。
あなたも新選組を入り口として、日本刀の深甚な世界へと足を踏み入れてみませんか。
新選組 / 手塚 治虫 (著)
独自の解釈で描く、手塚治虫版「新選組」!
新選組へ入隊した少年・深草丘十郎は、父の仇を討つべく剣の修行に励む!
近藤勇、沖田総司、坂本龍馬など剣客たちとの出会いを通じて、少年は成長していく…。
・少年の成長物語として、実に青臭い、だからこそ時代を経ても劣化しない物語がここにある。 手塚本来のストーリーで完結していたら、どの様な物語になっていたのか。 残念ながら望むべくもないが、何度目かの再読でまた、そんなことを考えてしまった。
龍馬を守った新撰組 / 加治将一 (著)
近藤勇は、坂本龍馬の同志だった!
新撰組は近江屋事件の二月前に突如、龍馬草案の大政奉還に共感し、彼の命を守ろうとしていた。
激動の日々に何が起きたのか。
さらに薩長、勝海舟と英国情報網の密約、そして維新最大の禁忌「天皇すり替え」は彼らの天命をいかに左右したのか。
新撰組内の血の粛清、油小路事件等々、厖大な史料と状況証拠から闇に葬られた真実を暴く!
・読み初めてから数分後、氏の怒りを感じました…読後に理解しました…長い事、ある意味信じていた勝海舟に裏切られてしまった怒りだったのですね…得心しました。
新選組 2245日の軌跡 / 伊東成郎 (著)
近藤勇、土方歳三、沖田総司、おのれの志を貫いた最後の侍たち。
最強の武装集団となった新選組は池田屋事件で浪士たちを震え上がらせる。
だが、時代の波は彼らを追いつめていった。
そして、土方は最後の闘いの地、箱館五稜郭へ。
新選組研究に半生を捧げる著者が史資料から有名無名の人々の声を聞きとり、その実像を甦らせる。『新選組 二千二百四十五日』を改題し改訂を行った、決定版。
・読みやすく疲れない、ひきこまれる文章。新選組に詳しくてもそうでなくても、創作ではない真の新選組に近づけます。 写真資料は少ないです。文字だけでこれだけ想像力が広がるのはさすが伊東さんです。 短くセクションが別れているのでどこから読んでも楽しいです。
新選組粛清録 / 伊東 成郎 (著)
新選組は浪士殺害より、一層多くの隊士を粛清したことはあまり知られていない。
四十余名の隊士粛清を追い、組の本質と実態に迫る。
明治維新に不都合な「新選組」の真実 / 吉岡孝 (著)
新選組は「賊軍」「敗者」となりその本当の姿は葬られてきたが「剣豪集団」ではなく、近代戦を闘えるインテリジェンスを持った「武装銃兵」部隊だった!
いまこそ「官軍の正義」を疑え!
「新選組の歴史」が変わる!初公開を含む「豊富な図版点数」を収録。
いまこそ「新選組」の本当の姿をお伝えしよう
・明治維新史観から新選組を解放し、近世社会(江戸時代)から明治維新を捉え返すことにある。一つの物語り(ここでは明治維新史観)を絶対視するのではなく、多元的な解釈を提示した点に本書の意義がある。読者もその点を読むことをおすすめする。 本書には参考文献も紹介されており新選組の入門書としても最適だが、明治維新史観に拘泥している人こそ一読を薦めたい。
新選組 / 黒鉄 ヒロシ (著)
現代に遺る幕末期の古写真や肖像画を繋ぎ合わせ、かつての景色と大衆を見事に蘇らせる「黒金歴画」。
本書はその第一作目にあたり、ベストセラー作品の文庫化版を電子書籍化。近
藤勇、土方歳三らが、尽忠報国の志を胸に結成した新選組。その集団人間劇を、シュールにコミカルに捉えながら、当時の風景を描いていく。
構成は新選組最大の事件「池田屋騒動」に始まり「箱館戦争」まで、主だった事件を一つの章とし、全45編に分かれる。
史料を渉猟し綿密な検証に基づく物語は、決してヒーローを作ることなく距離を置いた接し方で進行し、ユーモラスな漫画表現に潜む真実が、時には乾いて時には重みを増して伝わってくる。
歴史認識の新しい手段がこの歴画という言葉で表現されているのである。また、文庫収録にあたり、新発見の話題を提供するため「新選組發見傳」26編を新たに書き下ろし増補。傑作と賞された単行本からさらにボリュームアップして登場!
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