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【2025年完全版】一気読み必至!没入感マックスのミステリー小説おすすめランキングTOP12

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没入感最強 ミステリー小説 ランキング

ミステリー小説の最大の魅力は、物語に惹き込まれ、まるでページの隅に強力なマグネットが仕込まれているかのように、手が止まらなくなるあの「一気読み」の快感ではないでしょうか。

 

私たち「だいだい書店」が今回選定したのは、まさにその「没入感」を極限まで高めてくれる傑作たちです。単に犯人を当てるだけでなく、物語の前提そのものが最後の数行で崩壊する「超どんでん返し」  や、登場人物の倫理観と愛が交錯する中で展開される緊迫の心理サスペンス 。こうした構造的な仕掛けが、読者の知的好奇心を刺激し、ページを捲る衝動を加速させます。   

 

最新のミステリー三冠作品から、新本格の基盤を築いた古典 、そして海を越えてきた衝撃作まで、刊行年のバランスを考慮し、日本語で読める傑作12選を厳選しました。   

「最後の2行で謎が加速し、思わず読み返したくなる」  ――そんな読後感を保証する作品ばかりです。どうぞ、このリストを参考に、今週末の「一気読み」体験をお楽しみください。

 

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「だいだい書店」選定!没入感マックス小説ランキング

 

12位:青の炎 / 貴志 祐介 (著)

 

【作品・著者】 『黒い家』などで知られる貴志祐介氏が描く、美しすぎる殺人計画。母と妹を守るため、17歳の少年が選んだ「完全犯罪」への道を、冷徹な筆致で描き切った心理サスペンスの傑作です。

 

【だいだい書店 Selection Point】 読者を主人公の孤独な計画に完全に引き込み、彼の運命から目を離させない緊迫した心理的サスペンス。冷徹な計画の先に待ち受ける結末を知るまで、ページを捲る手が止まりません。

 

秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。
その平和な生活を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手を秀一は自ら殺害することを決意する。

 

 

 

■口コミ■
・17歳の主人公が選んだ「完全犯罪」への道と、その孤独な心理を徹底的に描き切った傑作サスペンスです。読者は、一瞬たりとも目が離せない緊迫した展開の中で、彼の冷徹な計画と、若さゆえの脆さ、そして深い苦悩に引き込まれます。貴志祐介氏の緻密な描写力と、衝撃的なラストは、読後も長く心に残ります。この一冊には、人間の本質と、抗えない運命の重さが凝縮されており、日本のサスペンス文学の最高峰を体験したい方に、心からお勧めします。 

・読了した時目頭が熱くなった。 どうしょうもなかった、愛しいものを守りたかった、大人のようで絶対的に大人では無い青年の物語。 ただ、貴志祐介の手のひらの上ではドロっとした人間模様も人の汚さも、そこから流れ出る血液も、全てリアル。今この瞬間に目の前で起こっているような鮮明さがある。ただ切ないだけでは終わらせてくれないのが貴志祐介の魅力。 度々思う、死は自分と家族を救う手段になりうるのか。安易に善悪では判断できない。 

 

11位:連続殺人鬼カエル男 / 中山七里 (著) 

 

【作品・著者】 中山七里氏の衝撃的なデビュー作にして、猟奇殺人ミステリーの金字塔。稚拙な犯行声明と無秩序な殺人を続ける「カエル男」の正体を追う警察の捜査線に、連続するどんでん返しが畳みかけられます。

 

【だいだい書店 Selection Point】 どんでん返しにつぐどんでん返しの連鎖が、読者を推理の迷路に突き落とします。「犯人を読めた」と思った瞬間、物語の前提が覆される高速パズル展開が、一気読みを誘発します。

 

マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。
傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。
これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。
警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは?どんでん返しにつぐどんでん返し。
最後の一行まで目が離せない。

 

 

 

■口コミ■
・途中でこの犯人読めたわと思った自分が恥ずかしい。 久しぶりの読書でしたが一日で読了できました。それくらい夢中になる。 

・中山七里さんは、この本を書いてから作家になったようだ。私も、老後時間を持て余して推理小説を書こうとして七転八倒してますが、天性の才能の前にひれ伏してしまう。デビュー作にして、老獪さを感じるほど、パズルが決まっている。いろいろ賞を取った作家や古典を読んでいるがどれも、すばらしい出来です。 

 

10位:みんな蛍を殺したかった / 木爾 チレン (著) 

 

【作品・著者の説明】 京都の底辺女子高を舞台に、美少女・蛍の転校と死を巡る、オタク女子たちの数奇な運命を描いた青春ミステリー。静かに張り巡らされた人間関係の歪みが、やがて悲劇の真相へと絡みとられていきます。

 

【だいだい書店 Selection Point】 物語が進むにつれて明らかになる不穏な空気と、隠された仕掛けが、読者を真相究明への衝動へと駆り立てます。「小説でしかできない仕掛け」が、読み返しをも楽しませます。

 

京都の底辺高校と呼ばれる女子校に通うオタク女子三人、校内でもスクールカースト底辺の扱いを受けてきた。
そんなある日、東京から息を呑むほど美しい少女・蛍が転校してきた。
生物部とは名ばかりのオタク部に三人は集まり、それぞれの趣味に没頭していると、蛍が入部希望と現れ「私もね、オタクなの」と告白する。次第に友人として絆を深める四人だったが、ある日、蛍が線路に飛び込んで死んでしまう。
真相がわからぬまま、やがて年月が経ち、蛍がのこした悲劇の歪みに絡みとられていく――

 

 

 

■口コミ■
・購入した日に全部読んでしまいました。もっと大事に少しずつ読むべきだったのかもしれませんが、続きが気になって気がついたら読み切っていました。 こういう終わり方大好きです。 

・物語の不穏な空気がカタチとなって見え始めた瞬間。面白さがグッと増してラストまで一気に読んでしまいました。 読み返してみると細かな伏線や小説でしか出来ない仕掛けもあり小説好きには2度楽しめる作品だと思いました。 

 

 

 

9位:翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 / 麻耶雄嵩 (著) 

 

【作品・著者の説明】 新本格ミステリーの第二世代を代表する麻耶雄嵩氏の処女作。京都近郊のゴシック調の古城「蒼鴉城」で起こる惨劇を描き、本格ミステリーの伝統とアンチ・ミステリー要素が交錯する問題作です。

 

【だいだい書店 Selection Point】 伝統的な本格ミステリーの要素を全て詰め込みながら、読者の固定観念を揺さぶる強烈な構成。舞台設定の荘厳さと、メルカトル鮎の登場がもたらす壮絶な結末から目が離せません。

 

首なし死体、密室、蘇る、死者、見立て殺人……。
京都近郊に経つヨーロッパ中世の古城を彷彿させるゴチック調の館・蒼鴉城を「私」が訪れたとき、惨劇の幕はすでに切って落とされていた。
事件の最中、満を持して登場するメルカトル鮎。そして迎える壮絶な結末!

 

 

 

■口コミ■
・ミステリオタクに高く評価されている麻耶雄嵩の処女作。 本作も高く評価されている。 個人的にも楽しめたのだが、オマージュやアンチミステリの要素が強く十分に理解できたかというと自信がない。 ミステリについて、ある程度の理解がないと壁本になるため、読者を選ぶことだけは間違いない。 

・麻耶雄嵩のデビュー作。 この度、帰省ついでに持って帰り、約10年ぶりに読了。 高校生の頃に読んだ際の新鮮さを未だに感じることが出来て、 舞台設定、登場人物、構成の素晴らしさに圧倒されました。 「新本格」第2世代らしい素晴らしい一冊 

 

8位:魍魎の匣 / 京極 夏彦 (著)

 

【作品・著者の説明】 日本推理作家協会賞受賞作。京極夏彦氏の「京極堂シリーズ」屈指の人気作であり、憑物落としの探偵・京極堂が「箱」を巡る虚妄と、バラバラ殺人事件の真相に迫ります。膨大な知識の応酬と、緻密なロジックが織りなす超絶ミステリ。

 

【だいだい書店 Selection Point】 長大ながらも無駄のない緻密な構成と、張り巡らされた「薀蓄」という名の伏線が、ラストで一気に回収される爽快感。その強烈な読後感と衝撃的な真実が、読者をページへと釘付けにします。

 

箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。
そして巨大な箱型の建物――箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。
探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。
果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ

 

 

 

■口コミ■
・長いです。そしてぎっしりです。でも、このお話を語るのに、やっぱりこれくらいの量がないといけないのでしょう。それくらい無駄のない、ただ長いだけのお話ではないと思います。長くてよく分からない薀蓄もやっぱり意味があります。その伏線がきっちりと回収されていくのはとても気持ちがよいです。 あらすじに関しても、シリーズの中で一番人気があるもの頷けます。お話として、読者がこうあってほしいという展開にちゃんともっていきますね。 登場人物、話の展開ともに、とても素晴らしい作品でした。 

・個人的にはシリーズ最高傑作。 中学生の頃に初めて読んだあの衝撃は一生忘れません。大人になって再読して初めて、しっかりと内容を理解した時、その「匣」のあまりにも深いのに驚かされました。

 

7位:屍人荘の殺人 / 今村 昌弘 (著) 

 

【作品・著者の説明】 今村昌弘氏による、2018年版『このミステリーがすごい!』国内編1位にも輝いた傑作 。山奥の洋館で起きた想像だにしなかった事態と、その極限状況下での密室殺人。特殊設定と本格推理を融合させた新時代のミステリーです。  

 

【だいだい書店 Selection Point】 「特殊設定」導入による圧倒的な緊張感と、高速で展開するロジカルな推理 。通常のミステリーでは味わえないスリルとサスペンスが、究極の絶望の淵で、読者を一気に謎解きへと導きます。  

 

 

 

神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通う探偵少女、剣崎比留子とともに曰くつきの映画研究部の夏合宿に参加することに。
合宿初日の夜、彼らは想像だにしなかった事態に遭遇し、宿泊先の紫湛荘に立て籠りを余儀なくされる。全員が死ぬか生きるかの極限状況のもと、映研の一人が密室で惨殺死体となって発見されるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。
――たった一時間半で世界は一変した。究極の絶望の淵で、探偵たちは生き残り謎を解き明かせるのか?!

 

 

 

■口コミ■
・斬新な設定と緻密なプロットです。大学生の主人公が参加する合宿で起きる連続殺人事件は、次第に予想外の展開を見せ、読者を飽きさせません。特に、ゾンビ要素が加わることで、通常のミステリーにはないスリルとサスペンスが楽しめます。また、登場人物それぞれのキャラクターが立っており、読者は彼らの行動や動機に引き込まれていきます。著者の巧妙な伏線回収やトリックの解明も見事で、最後まで目が離せない、一冊です。 

・「ただの」と言うのは失礼かもしれませんが、あえて、この作品はただのミステリーではなかったと言えます。 ネタバレを防ぐため深くは書けませんが、純度100%のミステリーではない、非現実的な要素を含んでいるものの、破綻はしておらず、むしろそれらの要素を上手く物語に組み込んでいました。 普段ミステリーを読まない私だからかもしれませんが、読みやすく、次の展開がきになる、ラストは ハッ とさせられる、素敵な作品でした 続きのシリーズが気になります! 

 

6位:その女アレックス / ピエール・ルメートル (著)

 

【作品・著者の説明】 ピエール・ルメートル氏による、英国推理作家協会賞受賞作。2015年版『このミステリーがすごい!』海外編1位 。誘拐事件から始まった物語が、途中でそのジャンルさえも逸脱し、読者の予想をすべて裏切る大逆転サスペンスです。  

 

【だいだい書店 Selection Point】 予測不能なプロットツイストが連続し、読者の思い込みを何度も裏切ります。訳者が語るように、「これまでとは違う読書体験」をしたいという強い欲求が、読者の手を止めさせません 。仕事中も続きが気になってしまうほどの没入感です。

 

英国推理作家協会賞を受賞した大逆転サスペンス。
貴方の予想はすべて裏切られる!
おまえが死ぬのを見たい――男はそう言って女を監禁した。
檻に幽閉され、衰弱した女は死を目前に脱出を図るが……。ここまでは序章にすぎない。
孤独な女の壮絶な秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進する。
「この作品を読み終えた人々は、プロットについて語る際に他の作品以上に慎重になる。それはネタバレを恐れてというよりも、自分が何かこれまでとは違う読書体験をしたと感じ、その体験の機会を他の読者から奪ってはならないと思うからのようだ」(「訳者あとがき」より)。
未曾有の読書体験を、貴方もぜひ!

 

 

 

■口コミ■
・思い込みを裏切るような展開、翻訳物とは思えないような読みやすさであっという間に読んでしまいました。 三部作の真ん中なので一作目のネタバレがあるのが注意らしいですが、これだけ読んでも完成度の高さに唸ります。 一作目・三作目も購入予定です。 

・仕事中も続きが気になってしまうくらいハマりました!! 犯人だ、黒幕だと思っていた人物が何人も変わり、 犯行動機の想定もひっくり返され、予想が当たらなさすぎて痛快です。(笑) 

 

5位:虚無への供物 / 中井英夫 (著) 

 

【作品・著者の説明】 日本三大奇書の一つに数えられる、孤高の傑作。昭和の戦後復興期を背景に、氷沼家で起こる連続不審死を描き、推理作家・中井英夫が提示した、謎の全てを読者に委ねるような壮大な反推理小説です。

 

【だいだい書店 Selection Point】 ミステリという形式の限界に挑戦した、哲学的でありながら緻密なロジックパズル。この作品を超えるミステリはないとまで言わしめる、その孤高の存在感と深いテーマ性が、読者を作品世界から離しません。

 

昭和二十九年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司(そうじ)・紅司(こうじ)兄弟、従弟の藍司(あいじ)らのいる氷沼(ひぬま)家に、さらなる不幸が襲う。
密室状態の風呂場で紅司が死んだのだ。
そして叔父の橙二郎(とうじろう)もガスで絶命――
殺人、事故?駆け出し歌手・奈々村久生(ななむらひさお)らの推理合戦が始まった。

 

 

 

■口コミ■
・何度読んだことだろうか。 最初が三一書房版、講談社現代推理小説大系版、講談社文庫版、そして覆刻版を所有している。 講談社文庫版は、あまり繰り返し読んだために、何度か買い換えたものである。 今までのところ、本作を超えるミステリには出会っていない。 多分、これからも出会うことはないだろう。 孤高の傑作である。 

・推理小説三大奇書の一つに数えられる作品ですが 他2つに比べてたら、圧倒的に読みやすく それでいてミステリとしてもすごくよくできている 素直に「名作」と思える作品でした。 犯人にあたる人物が最後に登場人物たち(+α)にかける言葉は 心打たれるものがあり、考えさせられたりもしました。 

 

4位:占星術殺人事件 / 島田荘司 (著) 

 

【作品・著者の説明】 新本格ミステリームーブメントの火付け役 。密室殺人で終わらず、彼の死後に手記の通りに行方不明となった六人の女性を巡る猟奇殺人事件。御手洗潔シリーズの原点となる、大胆かつ壮大なトリックが光る傑作です。  

 

【だいだい書店 Selection Point】 大胆不敵な設定と、ロジックを極限まで追求した壮大なトリック 。冒頭から張り巡らされた伏線を確認したくなる衝動が強く、古典ながらも「斬新さ」を感じさせる構成が、読者を一気に結末へと導きます。

 

密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。
彼の死後、六人の若い女性が行方不明となり肉体の一部を切り取られた姿で日本各地で発見される。事件から四十数年、未だ解かれていない猟奇殺人のトリックとは!?

 

 

 

■口コミ■
・職場の上司の推薦で読み始めた推理小説。 1981年の作品とのことだが、作風に古さは感じない。むしろ斬新さを感じるほどだ。 冒頭、奇妙な手記から始まることで読むのをやめようかと思ってしまったが… 改めて読むと至る所に伏線が張られており、複数回読んでも楽しめると思う。 ぜひ、冒頭から推理しながら読んで欲しい作品。 

・超有名作品だがなんとなく食指が動かなかったものを今更読んでみた。早く読めば良かった。多くの方が面白いというわけだと納得。御手洗のひねくれ方が大好きです……!! 

 

 

 

3位:霊媒探偵城塚翡翠 / 相沢沙呼 (著) 

 

【作品・著者の説明】 ミステリランキング5冠を達成した、相沢沙呼氏の最驚傑作。死者が視える霊媒師・城塚翡翠と推理作家・香月史郎が、世間を騒がす連続殺人鬼の魔手に立ち向かう。心霊と論理を組み合わせる新感覚のミステリーです。

 

【だいだい書店 Selection Point】 霊媒師×論理という一見王道な設定そのものが、作者の仕掛けた「巧妙な罠」。読者が油断した瞬間に覆される全てが緻密に練られており、「止められず一気読み」の後に、驚きと感動をもたらします。

 

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。
証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。だがその魔手は彼女へと迫り――。
ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作!

 

 

 

■口コミ■
・形容し難いほど感動しました。 霊媒師が事件解決、小説家が捜査協力、なんだか過去の名作海外ドラマを継ぎ接ぎしたような設定だなと思いながらも、勧められたので読んでみました。 読後にはすっかり虜に。読みもせず舐めてかかったことを申し訳なかったと思い、いやそれすらも作者の巧妙な罠なのではと疑ってしまうほど、全てが緻密に練られております。 想像を遥かに超えたクライマックスも素晴らしいですが、そこに至るまでも引き込まれるような内容で、止められず最後まで一気読みしました。 文字を読んでいることを忘れるほど情景や心情風景が自然と流れ込んでくる文章力も素晴らしいです。 

・いやー、読んで良かった!ほんっと良かった!! 読みながら心の中で散々貶していたのに、まさか途中から手のひらをクル〜っと返してニヤニヤしながら読むことになろうとは。 著者の方、ファンの皆さん、貶しまくってごめんなさい。 何を書いてもネタバレになりそうなので詳細は控えますが、高評価なのも納得の出来でした。 私と同じようにこの作品は合わないと思っても、辛抱して読み続けることを強くおすすめします。 

 

2位:マリオネットの罠 / 赤川 次郎 (著) 

 

【作品・著者の説明】 赤川次郎氏の処女長篇でありながら、日本ミステリ史に燦然と輝く傑作。広大な洋館、美しい姉妹、そして地下の牢獄。陰謀渦巻く世界に巻き込まれた青年を描く、息もつかせぬサスペンスです。

 

【だいだい書店 Selection Point】 ホラー、サスペンス、そして緻密なミステリー要素が高度に融合したエンターテイメント性の切れ味。息もつかせぬストーリーテリングと、読者を唸らせる「結末」こそが、この作品を一気読みさせる最大の理由です。

 

フランス留学から帰国した上田修一は、恩師の紹介でフランス語の家庭教師の口を得る。3カ月間住み込みで報酬は100万円、教える相手は広大な敷地に洋館を構える峯岸家の美人姉妹だ。
ある日修一は洋館の地下にある牢獄を見つけ、幽閉されている3女・雅子と出会う。
ガラスのように脆い神経をもった美少女を助けだそうとするが、それは新たなる連続殺人の始まりだった! 
息もつかせぬストーリー展開で、日本ミステリ史上に燦然と輝く赤川次郎の処女長篇。

 

 

 

■口コミ■
・お見事です! 本格ものと比べても、ミステリーとしての出来栄えは遜色ないです。しかも、ホラー要素あり、麻薬や精神病などのテーマも扱っており、エンターテイメント性も切れ味が良く、ストーリーテリングも素晴らしいです。 そして、なんといっても結末ですね。 最近に出版されているものを読んでる方は、この作品の存在を知らないかもしれない、もったいないです。 復刻版などで多くの方に読まれても良い作品だと思います。 

・傑作だ、というラジオから聞こえた一言だけで買って読みました。 元々、作者のことはあまり知らず、変な先入観だけで作品に触れずにいましたが、読まず嫌いはいけませんね。 四の五の言わず読んでください。 読めば傑作の理由、わかりますよ。 

 

1位:方舟 / 夕木 春央 (著)

 

【作品・著者の説明】 2022年刊行で『このミステリーがすごい!』などミステリー三冠を獲得した現代の決定版 。地下建築「方舟」で、水没の危機と殺人事件が同時に発生。極限状況での緻密な論理パズルと、読者を欺く叙述トリックが融合した傑作です。 

 

【だいだい書店 Selection Point】 衝撃の「前提崩し」型ツイストと、タイムリミットによる極限の論理パズルの融合 。読了後に「息をしてなかった」と感じるほどの圧倒的な緊迫感と、すぐに構造を理解するために読み返したくなる衝動が、最上位の没入感を生みます。

 

極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。

友人と従兄と山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った家族と地下建築「方舟」で夜を過ごすことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれ、水が流入しはじめた。
いずれ「方舟」は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。タイムリミットまでおよそ1週間。
生贄には、その犯人がなるべきだ。――犯人以外の全員が、そう思った。

 

 

 

■口コミ■
・この本を読む前にレビューを読んではいけません!真っ暗な空間に足を踏み入れていくような感じで読む方が絶対面白いです。 読み終わりに「プハーッ!!」となり自分がほぼ息してなかったことに気付きます。 超大作映画を見た気分。 また読み返したいと思う作品。 オススメです!大満足!! 

・色々なところでオススメ作品に挙げられている本作ですが、購入してからもしばらくは我が家の本棚に眠っていました。 最近ミステリー作品をいくつか読んでいる中で、ちょっと手に取ってみたらグイグイ引き込まれて、結局最後まで一気読みしてしまいました。ネタバレもなしで読んでいましたので、最後にどんな結末なのかと期待しながら読んでいましたが、期待以上の結末でとても楽しめました。 筆者の作品では、十戒も本棚に眠っていますので、次の休みにはそちらも読んでみたいと思います。  

 

 

没入感を高める4つの構造的仕掛け

 

本ランキングに選ばれた12冊には、ページが止まらなくなる共通の秘密があります。

 

1. 叙述トリック、心理描写、どんでん返し
最後の数行で世界が反転する仕掛けが、読者の知的好奇心を刺激し、ページをめくる衝動を加速させます。

 

2. 複雑に絡み合った登場人物たちの心情
犯人とは誰なのか、そしてなぜ犯行に至ったのか。登場人物たちの倫理観と愛が交錯する中で、謎は深くなっていきます。

 

3. 緊迫したプロットと巧妙な伏線
タイムリミット、密室、極限状況。こうした舞台設定が、読者を物語の世界へ強く引き込んでいきます。

 

4. 読み終わった後も語りたくなる、語り継ぎたくなる余韻
本当に面白い小説は、読了後も読者の心に住み続け、誰かに勧めたくなるものです。

 

【まとめ】一気読みミステリーの“快感”をもう一度

 

今回紹介した12冊は、どれも「ページを閉じられない」魅力を持つ作品ばかりです。
ミステリーの醍醐味は、犯人当てのゲームではなく――読者自身が物語に試される体験にあります。

 

どんでん返しの衝撃に唖然としたい人は《方舟》《その女アレックス》。
人間の深層心理を覗きたいなら《青の炎》《みんな蛍を殺したかった》。
古典的な構成美を堪能したいなら《占星術殺人事件》《虚無への供物》。

 

あなたの読書体験を揺さぶるのは、どの一冊でしょうか。
物語の“仕掛け”に挑み、感情の“謎”を解く旅へ――。

 

画像・口コミ・あらすじはAmazonホームページより
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