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【2026年版】読むと旅に出たくなる小説おすすめ15選|国内・海外の名作を厳選

[本記事は広告を含みます]

旅に出たくなる おすすめ小説

「どこか遠くへ行きたい」
そんな気分になることはありませんか。

 

まとまった休みが取れなくても、小説ならページを開いた瞬間に、知らない街や海辺、列車の旅、異国の空気の中へ連れていってくれます。景色の美しさに心をほどかれたり、旅先での出会いに胸を打たれたり、移動そのものに心が揺さぶられたり。旅小説には、日常から少し離れた時間を味わえる魅力があります。

 

今回は、読むと旅に出たくなる小説の名作15冊を厳選しました。王道の人気作を押さえつつ、少し通っぽい良作や隠れた名作も交えながら、国内を旅したくなる作品、海外へ思いを馳せたくなる作品をバランスよく紹介します。

 

「次に読む一冊を探している」
「旅気分を味わえる小説が読みたい」

そんな方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

 

この記事でわかること

・読むと旅に出たくなる小説の名作15冊
・国内旅/海外旅/一人旅気分など、タイプ別の選び方
・迷ったときに最初に読むべき3冊
・静かに癒やされたいとき、遠くへ行きたくなるとき、それぞれに合う一冊

 

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読むと旅に出たくなる小説の選び方

 

旅小説とひとくちに言っても、その魅力はさまざまです。温泉地や地方都市を歩きたくなる作品もあれば、異国の街並みやロードムービーのような疾走感を味わえる作品もあります。

 

選び方に迷ったら、まずは次の3つを意識すると、自分に合う一冊が見つかりやすくなります。

 

1. 国内を旅したくなる小説で選ぶ

京都、四国、北海道、伊豆、山村など、日本の土地の空気が濃く感じられる作品は、読後に「この場所へ行ってみたい」と思わせてくれます。身近な場所だからこそ、実際の旅行にもつながりやすいのが魅力です。

 

2. 海外の空気を味わえる小説で選ぶ

北欧の静かな街角、砂漠を越える旅、アメリカを横断するロードノベルなど、海外を舞台にした作品には、日常から一気に遠ざかるような開放感があります。非日常感を強く味わいたい人におすすめです。

 

3. 一人旅したくなるか、心の旅をしたいかで選ぶ

旅小説の中には、実際の移動そのものが魅力の作品もあれば、人生や孤独、再生を描く“心の旅”が主題になっている作品もあります。今の気分に合うものを選ぶと、より深く作品の世界に入り込めます。

 

この15冊の選定基準

 

今回は、次の基準で「読むと旅に出たくなる小説」15冊を選びました。

・読後に旅情がしっかり残ること
・人気の高い王道作だけでなく、少し通っぽい良作や隠れた名作も入れること
・国内・海外・一人旅・滞在型など、旅のタイプが偏らないこと
・今でも手に取りやすい作品であること

 

「有名だから」だけではなく、実際に景色・土地・人・食・移動感が心に残り、読み終えたあとに「どこかへ行きたい」と思える作品を重視しています。

 

先に結論|タイプ別で選ぶならこの4冊

 

「まず1冊だけ選びたい」という方は、ここから選ぶのがおすすめです。

 

一人旅気分を味わいたいなら
ひとり旅日和

 

国内の旅情を味わいたいなら
旅屋おかえり

 

海外へ行きたくなる一冊を選ぶなら
かもめ食堂

 

静かに心をほどきたいなら
南の島のティオ

 

読むと旅に出たくなる小説おすすめ15選

1. 『旅屋おかえり』原田マハ

 

あらすじ
売れないアラサータレントの丘えりかが、ひょんなきっかけで依頼人の代わりに旅をする“旅代理業”を始める物語です。人の想いを背負って各地を巡るうちに、旅の意味そのものが少しずつ深まっていきます。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品の魅力は、旅がただの移動ではなく、人の気持ちを運ぶ行為として描かれていることです。土地ごとの空気、人との出会い、その場所でしか味わえない食や会話がやさしく積み重なり、「どこへ行くか」だけでなく「誰に会いに行くか」が旅を豊かにするのだと感じさせてくれます。派手な冒険ではないのに、読み終えると静かに遠出したくなる一冊です。

 

読後に行きたくなる場所
秋田、愛媛、北海道のような、自然が近くて人のぬくもりを感じられる土地。観光地を急いで巡るより、ゆっくり滞在したくなる地方の町へ惹かれます。

 

こんな人におすすめ
・まずは読みやすい旅小説から入りたい人
・国内旅行が好きな人
・あたたかい余韻が残る物語を読みたい人

 

 

2. 『旅のラゴス』筒井康隆

 

あらすじ
突然高度な文明を失った世界を舞台に、男ラゴスが北から南へ、そして南から北へと生涯をかけて旅を続ける物語です。集団転移や壁抜けなどの不思議な体験を重ねながら、未知の土地を進み続けます。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品が刺激するのは、観光欲よりもっと深い、“遠くへ行きたい衝動”そのものです。知らない土地へ踏み込み、異なる文化に触れ、自分の足で移動し続ける感覚が濃密で、旅の孤独も自由も不安もすべてが詰まっています。景色の美しさというより、世界の広さを身体で感じたくなる旅小説です。

 

読後に行きたくなる場所
乾いた風が吹く辺境、国境の気配がある土地、まだ見たことのない文化に触れられる遠い場所。具体的な観光地というより、“未知の世界”へ惹かれます。

 

こんな人におすすめ
・普通の旅小説では物足りない人
・非日常感の強い作品を読みたい人
・読後に深い余韻が残る名作を探している人

 

 

3. 『ひとり旅日和』秋川滝美

 

あらすじ
人見知りで要領の悪い主人公が、ひとり旅に出たことをきっかけに、少しずつ旅の魅力に目覚めていく物語です。大きな事件よりも、旅の中で生まれる小さな発見や気持ちの変化が丁寧に描かれています。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品は、一人旅のハードルをぐっと下げてくれるのが魅力です。駅へ向かう緊張感、宿に着いたときの安心感、その土地の名物を自分のペースで味わう喜びなど、ひとりで移動するからこそ見えてくる景色がやさしく描かれています。「自分にもできそう」と自然に思わせてくれる旅小説です。

 

読後に行きたくなる場所
温泉地、ローカル線の沿線、小さな宿のある地方都市。派手さよりも、ひとりで静かに過ごせる旅先へ行きたくなります。

 

こんな人におすすめ
・一人旅に興味がある人
・現実味のある旅小説を読みたい人
・やさしく読める現代小説が好きな人

 

 

 

 

4. 『旅猫リポート』有川浩

 

あらすじ
心優しい青年サトルと猫のナナが、日本各地を巡る“最後の旅”に出る物語です。旅の途中で出会う人々との再会を通して、サトルの過去や絆が少しずつ明かされていきます。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品には、移動することで記憶がよみがえる旅の切なさがあります。景色だけでなく、その土地に結びついた思い出や人間関係まで一緒に描かれるので、旅先の空気が感情と結びついて胸に残ります。車で日本を巡るロードトリップのような移動感も心地よく、誰かと一緒に旅した記憶まで呼び起こされる一冊です。

 

読後に行きたくなる場所
海の見える道、地方都市、昔の友人に会いに行ける町。観光のためだけでなく、大切な人を思い出せる場所へ行きたくなります。

 

こんな人におすすめ
・泣ける小説が好きな人
・人とのつながりを感じられる旅小説を読みたい人
・やさしい読後感を求めている人

 

 

5. 『かもめ食堂』群ようこ

 

あらすじ
ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」の店主は日本人女性のサチエ。そこへ訳ありげな二人の日本人女性がやってきて、少しずつ店に人の流れとぬくもりが生まれていきます。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品は、観光する旅ではなく、その土地に少し暮らすような旅をしたくさせます。北欧のやわらかな光、静かな街角、コーヒーの香り、食堂に流れる穏やかな空気がとても魅力的で、読むほどに「こんな町で数日過ごしたい」と思えてきます。食と街の空気が自然に結びついていて、旅先の生活感まで味わえるのが大きな魅力です。

 

読後に行きたくなる場所
フィンランド・ヘルシンキの静かな通り、小さなカフェ、北欧雑貨の似合う街角。せかせかせず、ゆっくり散歩したくなる海外の町へ行きたくなります。

 

こんな人におすすめ
・北欧の空気感が好きな人
・ゆったりした物語を読みたい人
・食と旅の両方を楽しみたい人

 

 

6. 『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦

 

あらすじ
黒髪の乙女にひそかに想いを寄せる“先輩”が、京都のいたるところで彼女を追いかける恋愛ファンタジーです。二人を待ち受ける珍事件の数々とともに、京都の街がきらびやかに立ち上がります。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品の魅力は、ひとつの街がまるごと旅先になることです。夜の先斗町や木屋町を歩くような気分、古本市を覗く楽しさ、酒場をはしごする高揚感など、土地の表情が次々に変わっていきます。遠くへ行かなくても、街歩きそのものが最高の旅になると教えてくれる一冊です。

 

読後に行きたくなる場所
京都の夜の繁華街、古本市、路地裏の喫茶店。昼の定番観光地より、少し怪しくて愛おしい“夜の京都”を歩きたくなります。

 

こんな人におすすめ
・京都の街が好きな人
・少し不思議な空気の小説が好きな人
・街歩きしたくなる本を探している人

 

 

 

 

7. 『海辺のカフカ』村上春樹

 

あらすじ
十五歳の誕生日の夜、少年はひとり夜行バスに乗り、家を出ます。生き延びることを目的に遠い町へ向かう少年と、何かに引き寄せられるように西へ向かう老人の物語が響き合いながら進んでいきます。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品は、場所を移すことがそのまま人生を作り直す行為になる感覚が強烈です。夜行バスで知らない町へ向かう移動感、海辺の空気、静かな図書館、少し閉じた地方都市の時間の流れが濃密で、「遠い場所に行けば何かが変わるかもしれない」と思わせてくれます。

 

読後に行きたくなる場所
四国の静かな町、海辺の町、ひっそりした私設図書館のような空間。人混みではなく、自分を見つめ直せる旅先へ行きたくなります。

 

こんな人におすすめ
・深く没入できる小説を読みたい人
・心の旅も味わいたい人
・村上春樹作品が好きな人

 

 

8. 『神去なあなあ日常』三浦しをん

 

あらすじ
高校卒業と同時に、平野勇気は三重県の山奥・神去村に放り込まれ、林業に従事することになります。自然を相手に生きる人々と出会い、山仕事の厳しさと土地の濃さに触れていく青春小説です。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品を読むと、観光地を巡る旅というより、都会を離れて自然の中に身を置きたくなる気持ちが強くなります。山の匂い、木々の気配、村の共同体、土のある生活のリズムが鮮やかで、非効率なのに豊かな時間の流れに惹かれます。旅先で“何もしない時間”を過ごしたくなる一冊です。

 

読後に行きたくなる場所
三重の山村、森に囲まれた集落、木造の家が似合う土地。深呼吸できる緑の濃い場所へ行きたくなります。

 

こんな人におすすめ
・自然に癒やされたい人
・地方の暮らしに惹かれる人
・笑えて元気が出る小説を読みたい人

 

 

9. 『しあわせのパン』三島有紀子

 

あらすじ
北海道・洞爺湖畔の静かな町・月浦にあるパンカフェ「マーニ」を舞台に、さまざまな悩みを抱えた人たちが訪れ、少しずつ心をほどいていく物語です。温かなパンと手料理、そして一杯のコーヒーが、人の心に寄り添っていきます。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品の旅情は、“遠くへ行く”より“そこに滞在したい”気持ちを強く刺激するところにあります。湖のそばの静かな店、焼きたてのパン、手料理、温かなコーヒー。食べ物と景色が心の回復と結びついていて、忙しい日常から離れて、ゆっくり朝を迎えられる場所に行きたくなります。

 

読後に行きたくなる場所
北海道・洞爺湖周辺、湖畔のカフェ、小さな宿がある静かな町。自然のそばで数日間のんびりしたくなる作品です。

 

こんな人におすすめ
・北海道が好きな人
・癒やし系の物語を読みたい人
・食べ物が印象に残る作品が好きな人

 

 

 

 

10. 『青空と逃げる』辻村深月

 

あらすじ
突然、父親が姿を消し、母と息子は東京を離れて逃避行を始めます。不安や疑いを抱えたまま各地を転々としながら、親子は少しずつ壊れかけた日常と向き合っていきます。逃げる旅でありながら、再生へ向かう時間でもある物語です。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品の魅力は、華やかな観光ではなく、移動することで景色の見え方そのものが変わっていくことです。土地を転々とする切迫感の中に、見知らぬ町の空気や、道の途中でふと心が緩む瞬間が混ざり合い、旅の持つ“避難場所”のような力が浮かび上がります。遠くへ行って立て直したくなる気分に刺さる一冊です。

 

読後に行きたくなる場所
大きすぎない地方都市、海の見える町、しばらく身を寄せて深呼吸できそうな土地。賑やかな観光地より、少し距離を置いて暮らすように滞在できる場所へ行きたくなります。

 

こんな人におすすめ
・ロードノベルっぽい小説が好きな人
・親子の物語に弱い人
・旅に“逃避”や“再生”を求めたくなる人

 

 

11. 『南の島のティオ』池澤夏樹

 

あらすじ
南の島に住む少年ティオが、島を訪れる不思議な人々と出会いながら、静かで豊かな日々を過ごしていく連作短篇集です。現実と幻想の境目がやわらかくにじむ世界の中で、島の暮らしそのものがゆったりと描かれます。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品は、遠くの島で少し暮らしてみたい気持ちを強く刺激します。派手な事件ではなく、潮風、光、草木、島の人たちとの距離感といった細部が心地よく、旅先の風景がそのまま心の温度になっていきます。忙しさを脱いで、時間の流れ方が違う場所へ行きたくなるタイプの旅小説です。

 

読後に行きたくなる場所
沖縄を思わせる南の島、海のそばの小さな宿、風が通る集落。観光を詰め込むより、浜辺を歩きながら何もしない時間を味わえる場所に惹かれます。

 

こんな人におすすめ
・南の島の空気が好きな人
・やさしい不思議さのある小説を読みたい人
・旅先で“滞在する幸福”を味わいたい人

 

 

12. 『旅する練習』乗代雄介

 

あらすじ
中学入学を控えたサッカー少女と小説家の叔父が、春休みに利根川沿いを歩き、鹿島アントラーズの本拠地を目指す物語です。大きな事件は起きませんが、歩き続ける中で見える風景と会話が、かけがえのない旅の時間を形づくっていきます。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品の良さは、“歩くこと”そのものが旅になる感覚をとても新鮮に描いていることです。車でも電車でもなく、自分の足で進むからこそ見える川沿いの景色、寄り道の面白さ、会話のリズムがじわじわ効いてきます。遠くの絶景ではなく、身近な場所にも旅は潜んでいると気づかせてくれる一冊です。

 

読後に行きたくなる場所
利根川沿いの道、土手、郊外の小さな町、歩いてたどり着けるスタジアムのある土地。遠征というより、目的地までの道のりごと楽しめる場所へ出かけたくなります。

 

こんな人におすすめ
・徒歩旅や街歩きが好きな人
・派手すぎないロードノベルを読みたい人
・会話と風景が静かに沁みる小説が好きな人

 

 

 

 

13. 『ドナウの旅人』宮本輝

 

あらすじ
母と娘、それぞれの愛や人生を抱えた人々が、ドナウ川の流れに沿ってヨーロッパを旅していく長編小説です。東西三千キロ、七か国にまたがる移動の中で、出会いと別れ、年齢や国境を超えた感情が重なっていきます。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品の魅力は、川に沿って旅をすることで、国ごとに空気が変わっていく贅沢さです。鉄路や葡萄の道、異国の町並み、旅の途中で交わされる濃い感情が折り重なり、ただ景色を眺めるだけでは終わらない旅の深みがあります。大人の旅情が濃く、ヨーロッパをゆっくり横断したくなる一冊です。

 

読後に行きたくなる場所
ウィーン、ブダペスト、ドナウ川沿いの町、国境を越えて列車でつながる中欧の街々。ひとつの都市を観光するより、川や鉄道をたどりながら移動したくなります。

 

こんな人におすすめ
・ヨーロッパの旅情が濃い小説を読みたい人
・大人向けの落ち着いた旅小説が好きな人
・景色だけでなく人間ドラマも深く味わいたい人

 

 

14. 『オン・ザ・ロード』ジャック・ケルアック

 

あらすじ
安住に否を突きつけた若者たちが、自由を夢見て終わらない旅に向かうロードノベルです。アメリカを横断しながら、走り続けることそのものに人生を賭けるような熱が描かれています。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品がかき立てるのは、計画された旅行ではなく、衝動のままに出発する旅への憧れです。車で走り続ける移動感、道の先に何があるかわからない高揚、町から町へ抜けていく速度感がすさまじく、じっとしていられなくなります。理屈より先に身体が動くような旅欲を刺激する一冊です。

 

読後に行きたくなる場所
アメリカのハイウェイ、モーテル、荒野の続くロードサイド。地図よりも道路標識を頼りに走りたくなる作品です。

 

こんな人におすすめ
・ロードムービーのような小説が好きな人
・海外文学をしっかり味わいたい人
・自由への渇望を感じたい人

 

 

15. 『八十日間世界一周』ジュール・ヴェルヌ

 

あらすじ
ロンドンに住むフォッグ氏は、80日間で世界一周できると宣言し、賭けのために実際に旅へ出ます。従者を連れ、汽車や客船、象やそりまで駆使しながら、スエズ、インド、中国、日本、アメリカへと進んでいく冒険小説です。  

 

この小説を読むと旅に出たくなる理由
この作品の魅力は、“移動そのものが最大のロマンである”と感じさせてくれることです。寄港地ごとに空気が変わり、乗り物を乗り継ぎながら進んでいくスピード感があり、次の土地へ向かう高揚感が途切れません。世界地図を広げたくなるような、純粋な旅の面白さを味わえる一冊です。

 

読後に行きたくなる場所
ロンドンから始まる世界各地の港町、鉄道の旅、船旅が似合う土地。飛行機で一気に飛ぶのではなく、時間をかけて移動する旅に憧れます。

 

こんな人におすすめ
・王道の海外冒険小説を読みたい人
・旅そのものの面白さを味わいたい人
・子どもの頃のワクワクを思い出したい人

 

 

 

タイプ別|あなたに合う“旅したくなる小説”はこれ


一人旅に出たくなる小説


ひとりで知らない場所へ向かう緊張感や、自分のペースで移動する心地よさを味わいたい人におすすめのタイプです。旅そのものが、自分を見つめ直す時間になっていく作品を集めました。
 • 『ひとり旅日和』秋川滝美
 • 『旅のラゴス』筒井康隆
 • 『海辺のカフカ』村上春樹
 • 『旅する練習』乗代雄介


国内旅行したくなる小説


日本の土地の空気、人との距離感、地方ならではの景色を味わいたい人向けのタイプです。実際に「この場所へ行ってみたい」と思いやすい作品が多く、旅行先のイメージも広がりやすいラインナップです。
 • 『旅屋おかえり』原田マハ
 • 『旅猫リポート』有川浩
 • 『神去なあなあ日常』三浦しをん
 • 『青空と逃げる』辻村深月


海外へ行きたくなる小説


異国の空気や文化の違い、遠くへ行くことそのものの高揚感を味わいたい人におすすめです。静かな海外滞在から、大きく国境を越える旅まで、旅情の幅が広い作品をそろえました。
 • 『かもめ食堂』群ようこ
 • 『ドナウの旅人』宮本輝
 • 『オン・ザ・ロード』ジャック・ケルアック
 • 『八十日間世界一周』ジュール・ヴェルヌ


やさしい余韻に浸れる旅小説


強い刺激より、心がほどけるような旅気分を味わいたい人向けのタイプです。食、人のぬくもり、静かな風景、滞在する幸福感が印象に残る作品をまとめました。
 • 『しあわせのパン』三島有紀子
 • 『南の島のティオ』池澤夏樹
 • 『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦


迷ったらまずはこの3冊


王道の旅小説を読みたいなら『旅屋おかえり』


人、土地、感動のバランスがよく、旅小説の入口としてとても読みやすい一冊です。旅先の空気だけでなく、人に会いに行く旅の良さまで味わえます。  


一人旅したくなる気分を味わいたいなら『ひとり旅日和』


現代的で親しみやすく、「自分にもこんな旅ができそう」と思わせてくれるのが魅力です。ひとり旅へのハードルをやさしく下げてくれる一冊です。  


静かに心をほどきたいなら『南の島のティオ』


遠くの島で少し暮らすような旅気分を味わいたいなら、かなり相性のいい一冊です。派手さはないのに、読み終えると風の通る島へ行きたくなります。  

 

 

 

読むと旅に出たくなる小説に関するよくある質問

 

旅に出たくなる小説で、初心者にも読みやすい作品は?

『旅屋おかえり』『ひとり旅日和』『しあわせのパン』は特に読みやすく、旅小説が初めての方にもおすすめです。設定がわかりやすく、空気感にも入りやすい作品がそろっています。  

 

国内旅行したくなる日本の小説は?

『旅屋おかえり』『神去なあなあ日常』『青空と逃げる』『旅する練習』は、読後に実際の土地へ出かけたくなりやすい作品です。地方の町、山村、川沿いの道など、旅先のイメージが具体的に浮かびやすいのが魅力です。  

 

海外旅行気分を味わえる小説は?

『かもめ食堂』『ドナウの旅人』『オン・ザ・ロード』『八十日間世界一周』がおすすめです。海外の町に滞在する静かな旅から、大陸を横断するような大きな移動まで、異国感をしっかり味わえます。  

 

一人旅したくなる小説はある?

あります。『ひとり旅日和』は特に、一人旅の不安と楽しさの両方を自然に描いていて、最初の1冊としてとても優秀です。『旅する練習』のように、自分の足で進む旅の面白さを描いた作品も相性がいいです。  

 

まとめ|小説は、今すぐ行けない場所へも連れていってくれる

 

旅に出たくなる小説の魅力は、ただ景色が美しいだけではありません。見知らぬ土地に向かう高揚感、旅先で人と出会う喜び、移動の途中でふと自分を見つめ直す時間まで、ページの中でまるごと味わえるところにあります。

 

国内を歩きたくなる一冊もあれば、海外へ思いを馳せたくなる一冊もあります。にぎやかな旅がしたいのか、静かに心をほどきたいのか。あるいは、どこかへ逃げるように遠くへ行きたいのか。その日の気分に合わせて選べるのも、旅小説の大きな魅力です。  

 

気になる作品が見つかったら、ぜひ次の休日の相棒に選んでみてください。
本を開けば、そこからもう小さな旅は始まっています。

 

 

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