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小説売り上げランキング(週間)2026年1月第4週|1/19〜1/25

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2026年1月第4週 小説ランキング TOP12

本を買う理由って、いつも「好き」だけじゃなくて――ふとした瞬間の寂しさとか、現実を一回リセットしたい衝動とか、誰かの人生を覗き見して自分を取り戻したい気持ちとか。そんな“心の温度”に、いちばん素直に反応するのが「今週、売れた小説」だったりします。

 

この記事では、2026年1月第4週に動いた“小説の熱”を、週間売り上げランキングとしてまとめました。話題作が強いのか、ロングセラーが粘るのか、映像化の追い風が来ているのか――ランキングはただの順位じゃなく、その週の読者の気分と時代の空気を映す鏡です。

 

次に読む一冊で迷っている人も、「みんな何読んでるの?」を知りたい人も。ページをめくる手が止まらなくなる“旬の物語”を、ここから一気に拾いにいきましょう。

 

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2026年1月第4週小説ランキング

12位:神の蝶、舞う果て / 上橋菜穂子 (著)

降魔士の少年・ジェードは、神と魔物、光と闇が共に宿っているとされる、神聖でありながらも恐ろしい聖域<闇の大井戸>で、魔物から聖なる蝶を守る役目を負って暮らしていた。
ある日、ジェードの相棒である少女・ルクランが、聖なる蝶が舞い上がって来る予兆の鬼火に触れる事件が起きる。他の降魔士たちと違い、なぜか、予兆の鬼火に激しく反応してしまうルクランは、聖域を守る者のなかで波紋を呼んでいた。
自分がなぜ、そんな反応をするのかを知りたいと願うルクランと、ルクランを守りたいと思うジェード。
それぞれの思いをよそに、ふたりは壮大で複雑な運命の糸に絡め取られていく。

 

■口コミ■
・何はともあれ、とにかく面白い! そして、1冊で完結するから、上橋作品をまだ読んだことない人にもおすすめしたいです。 自分の信じてきた、これまでの世界がひっくり返りそうな今だからこそ、読みたい一冊です。 

・Xで見かけて興味を持ち、予約購入しました。読み始めたら止まらず、ラストまで一気読み。そしてあとがきを読んで、そこにもう一つのドラマがあることに気づき、全身に鳥肌が立ちました。 

 

 

11位:叫び / 畠山丑雄 (著)

聞いて欲しい人が一人おるんです。「政と聖」(まつりごと)を描く芥川賞受賞作。
早野ひかるは「先生」に打ちのめされ、銅鐸と土地の来歴を学び始める。ここではかつて罌粟栽培と阿片製造が盛んで、満州に渡って「陛下への花束」を編み、紀元2600年記念万博を楽しみにしていた青年がいた。いつしか昭和と令和はつながり、封印されていた声が溢れ出す。
大阪と大陸で響き合う夢とロマン、恋愛政治小説。

 

叫び

叫び

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10位:時の家 / 鳥山 まこと (著)

青年は描く。その家の床を、柱を、天井を、タイルを、壁を、そこに刻まれた記憶を。
目を凝らせば無数の細部が浮かび、手をかざせば塗り重ねられた厚みが胸を突く。
幾層にも重なる存在の名残りを愛おしむように編み上げた、新鋭による飛躍作。

 

時の家

時の家

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9位:先生と罪 / くわがきあゆ (著) 

同僚の教師・岩本結衣からかかってきた「助けて、あおられてる」という死の直前の電話。以来、市立新畑中学校に勤める教師・如月晴の周りで不穏な出来事が起こり始める。
嫌がらせの張り紙や、実家の周囲をうろつく男の影。岩本の代わりとして三年五組の担任となった如月は、クラスの問題児を抱えながらも奮闘するが……。
すべての真実は学校の伝統行事である夏の宿泊学習で明らかになる――!

 

■口コミ■
・どんでん返しの新女王!一気読みです。な…なんと!…な結末でした。笑  

・個人的にはヒトコワホラーだと思いましたし、読者に想像を持たせる終わり方で締める手腕がとても素晴らしいですね。人間ってコワイ。  

 

 

8位:暁星 / 湊かなえ (著)

「ただ、星を守りたかっただけ――」
現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。
逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。
そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。
また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。
ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語が合わさったとき見える景色とは⁉

 

■口コミ■
・何度も読み返したくなる素敵な本です。読み終わってしばらく余韻に浸り、何も手につきませんでした。  

・著者の作品は色々と読みましたが、本作がいちばん好き。 湊かなえさんご自身もベスト本と評しているようですが、これは納得です。 

 

暁星

暁星

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7位:本好きの下剋上 ハンネローレの貴族院五年生3  / 香月美夜 (著)

第56回星雲賞「日本長編部門(小説)」受賞!
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)殿堂入り!
シリーズ累計1300万部突破!(電子書籍を含む)

 

 

 

 

6位:黒牢城 / 米澤 穂信 (著) 

本能寺の変より四年前。織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起こる難事件に翻弄されていた。
このままでは城が落ちる。兵や民草の心に巣食う疑念を晴らすため、村重は土牢に捕らえた知将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めるが――。
事件の裏には何が潜むのか。乱世を生きる果てに救いはあるか。
城という巨大な密室で起きた四つの事件に対峙する、村重と官兵衛、二人の探偵の壮絶な推理戦が歴史を動かす。

 

■口コミ■
・読了したのは結構前ですが、まだ衝撃が残っています… 歴史小説なんだけど、ミステリーで 重い内容も含んでいるがページを進めることをやめれないという中毒もはらみ、読み終えてエピローグには感嘆してしまいました。 近年読んだ中ではほんとにほんとに間違いないベストに出会えて良かったです!  

・半分読んで、不思議なことに気づきました。 もうストーリーなど、どうでもよくなってきたのです。 読むことが、ただただ嬉しい。読むことが、ただただ快感。 こんな気分になった読書は、久方ぶりでした。 

 

 

5位:ねことじいちゃん(12)

ここはじいちゃんとばあちゃんとねこばかりが暮らす島。ばあさんに先立たれた大吉じいさんは、ねこのタマと二人暮らし。
ある日、タマがテレビを倒して壊してしまう。音のない家で落ち着かず、そわそわする大吉さん。

大学時代、銭湯で他の客と見た野球中継。小さな電気店の店先に並ぶテレビで見たホームランの瞬間。
息子とチャンネル争いをして妻に怒られた記憶。そういえば昭和生まれの自分の暮らしはいつもテレビと一緒だったな―。

 

 

4位:カフェーの帰り道 / 嶋津 輝 (著)

東京・上野の片隅にある、あまり流行(はや)っていない「カフェー西行」。
食堂や喫茶も兼ねた近隣住民の憩いの場には、客をもてなす個性豊かな女給がいた。竹久夢二風の化粧で注目を集めるタイ子、小説修業が上手くいかず焦るセイ、嘘つきだが面倒見のいい美登里を、大胆な嘘で驚かせる年上の新米・園子。
彼女たちは「西行」で朗らかに働き、それぞれの道を見つけて去って行ったが……。
大正から昭和にかけ、女給として働いた“百年前のわたしたちの物語”。

 

■口コミ■
・変に感傷的にならずその時代のひとの生き方が活き活きと書かれていてあっという間に読んでしまいました。直木賞にふさわしい作品でした。  

・揺れ動く歴史の中で、自分らしく、健気に生き抜いていく彼女たち女給のたくましさ、可愛らしさが胸に沁みて、ぐっと来ちゃいました。さらに、三人の人生が川の流れのように交錯する様子がまた魅力的に描かれていて、あちこちでほろりとしちゃいました。 

 

カフェーの帰り道

 

 

 

3位:よき時を思う / 宮本 輝 (著)

いつか、愛する者たちを招いて晩餐会を――
九十歳の記念に祖母が計画した、一流のフレンチシェフと一流の食材が織りなす、豪華絢爛な晩餐会。
子どもたち、孫たちはそれぞれの思いを胸にその日を迎える。
徳子おばあちゃんは、なぜ出征が決まった青年と結婚したのか?
夫の戦死後、なぜ数年間も婚家にとどまったのか?
そしてなぜ、九十歳の記念に晩餐会を開くことにしたのか?
孫の綾乃は祖母の生涯を辿り、秘められた苦難と情熱を知る――。
一人の命が、今ここに在ることの奇跡が胸に響く感動長編!

 

■口コミ■
・過去は過去として、現在はせめぎ合う時として、未来は良き時として、見事な描写で一挙に読ませてもらいました。  

・笑いあり涙ありの感動のヒューマン小説です。安心して読めます。  

 

 

2位:成瀬は都を駆け抜ける / 宮島未奈 (著) 

唯一無二の主人公、膳所から京都へ! 
令和最強の青春小説シリーズ堂々完結!
高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、達磨研究会なるサークル、簿記YouTuber……。新たな仲間たちと出会った成瀬の次なる目標は“京都を極める”! 
一方、東京の大学へ進学した島崎みゆきのもとには成瀬から突然ある知らせが……!? z最高の主人公に訪れる、究極のハッピーエンドを見届けよ!

 

■口コミ■
・最終物語として素晴らしいです。読破した後、気持ちがよかった。作者が完結と伝えているが読者として続編を望むし勝手に期待してしまう。  

・安定の面白さです。 テンポよく軽く読めます。 これが最後なんてさみしい。 もっと成瀬を見ていたかったな。 

 

 

1位:プロジェクト・ヘイル・メアリー / アンディ ウィアー (著)

ライアン・ゴズリング主演、2026年3月公開の映画原作!

未知の物質によって太陽に異常が発生、氷河期に突入しつつある地球。ひとり宇宙へ飛び立った男は、人類を救うミッションに挑む!
地球上の全生命滅亡まで30年、人類の命運を賭けた一大プロジェクトに挑む宇宙飛行士の奮闘を描く、極限のエンターテインメント!

 

■口コミ■
・久しぶりに読んだ本が、この作品で良かった。自分は浅学なので、理解できない言葉や現象、状況や症状を完全に理解出来ないが、それでも想像力を高ませてくれるし、想像力を掻き立ててくれる。 オデッセイの時もそうだったが、作者の知識の高さと博学には脱帽である。 映像化が気になるけど、まずは原作を楽しもう! 

・SFなのに難しい言葉が使われておらず、とても理解しやすい描写になっている。 それでいて世界観とうまく合わせてあるため、集中して読むことができた。 詳細を書くことは避けるが、登場人物たちが非常に魅力的であった。 早く下巻を読み進めたい。 

 

 

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■ 今週のトレンド分析:文学賞の余韻と、春の特大作への期待

2026年1月第4週のランキングを俯瞰すると、**「新旧の才能が交錯する」**非常にドラマチックな週となりました。

 

「芥川賞」受賞作が堂々のランクイン 今週、最も注目を集めたのは11位の畠山丑雄『叫び』です。第174回芥川賞受賞の速報が流れるやいなや、各書店で品切れが相次ぐ事態に。昭和から令和、そして大阪から大陸へと広がる壮大なスケールは、「これまでの芥川賞のイメージを塗り替える」とSNSでも大きな話題を呼んでいます。

 

「成瀬」完結による“成瀬ロス”の広がり 2位の『成瀬は都を駆け抜ける』は、シリーズ完結を惜しむ読者の熱烈な支持が続いています。これまでのファンはもちろん、完結を機に1作目からまとめ読みする新規層も増えており、2026年上半期を代表する「青春小説の金字塔」としての地位を確立しました。

 

映画公開を控えたSF大作の独走 そして1位に輝いたのは、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。3月20日の日米同時公開を前に、ライアン・ゴズリング主演の予告映像が公開され、期待値が最高潮に達しています。普段SFを読まない層をも巻き込んだ「極限の感動」が、今まさに日本中を席巻しています。

 

■ まとめ:あなたを「ここではないどこか」へ運ぶ一冊を

今週のランキング、いかがでしたか?

 

宇宙の果てで人類を救おうと奮闘する孤独な科学者、大正から昭和へとしなやかに生き抜くカフェーの女給たち、そして令和の京都をマイペースに駆け抜ける大学生・成瀬あかり。

 

今週上位に並んだ作品に共通しているのは、「どんなに厳しい状況でも、自分の足で一歩前へ踏み出す」人々の強さです。寒さが厳しい1月の夜、ページをめくるだけで、私たちは時空を超え、誰かの人生を追体験し、明日を生きるエネルギーを分けてもらうことができます。

 

今回ご紹介した12冊の中に、あなたの“今の心の温度”にぴったりの一冊があれば幸いです。

冬の夜長、最高の物語と共に、どうぞ温かい読書タイムをお過ごしください。

 

 

画像・口コミ・あらすじはAmazonホームページより
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