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【決定版】乙一のおすすめ名作小説15選!白乙一・黒乙一から最新作まで網羅

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乙一 おすすめ小説 15選

背筋が凍るような猟奇的ホラーを淡々と描く「黒乙一」。 胸が締め付けられるほど切なく、繊細な愛と再生を描く「白乙一」。
全く異なる二つの顔を自在に使い分け、人間の心の深淵を覗き込む天才作家・乙一の世界は、一度足を踏み入れると二度と抜け出せない、深く静かな中毒性を持っています。

 

17歳での鮮烈なデビューから四半世紀を超え、形を変えながら進化し続けるその物語たち。
今回は、映画化された有名タイトルから、コアなファンを唸らせる隠れた名作、そして別名義・山白朝子の怪異譚や最新作までを網羅しました。

 

怖いのに、なぜか救われる。
優しいのに、どこか残酷。
その矛盾の中で、あなたの現実の景色まで少し変わる――そんな15冊です。

 

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深淵を覗くか、光を辿るか。乙一ワールドを凝縮した傑作15選

夏と花火と私の死体

デビュー作にして、乙一の「黒」と「切なさ」が同居する衝撃作です。描かれるのは日本の原風景のような懐かしい夏。淡々とした語り口がかえって焦燥感を煽り、ページを捲る手が止まらなくなります。純粋な子供の世界がいかに残酷で、かつ美しいかを突きつけられる、鮮烈なジェットコースター小説です。

 

こんな人におすすめ

・ハラハラする逃亡劇を短時間で味わいたい

・ノスタルジックな情景描写とホラーの融合を楽しみたい

・常識を覆すような語り口のミステリを求めている

九歳の夏休み、少女は殺された。
あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく――。
こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄弟の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか? 
恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作品。

 

■口コミ■
・すげえなぁ、と、とにかく感心する。  わずか145ページの中に、トラウマだったり狂気だったり、ミステリーだったりホラーだったり、とにかく詰め込んでくる。  息をつかせず、ぐいぐい引き込んでくる。 

・淡々としているのに、引き込まれます。 これを10代で書いたなんてすごいと思います。 この作家の作品は時代の普遍性を感じる。 いつの時代にも色あせない「小説」だと思う  

 

 

GOTH 

人間の「死」や「暗黒面」に異常な興味を抱く高校生コンビが、猟奇事件の深淵を覗き込む連作短編。本郷奏多・高梨臨主演で映画化もされた本作は、犯人を断罪するのではなく、ただ観察し、理解しようとする彼らの冷徹なスタンスが独特の魅力を放っています。無機質で美しい文体が生み出す、ひんやりとした恐怖と美学に酔いしれる一冊です。

 

こんな人におすすめ

・正義感の強い主人公よりも、少し歪んだキャラクターに惹かれる

・グロテスクな描写の中にある美しさを感じたい

・クールで知的なミステリを楽しみたい

世界に殺す者と殺される者がいるとしたら、自分は殺す側だと自覚している少年「僕」。人間の残酷な面を見つめるのを趣味とする美少女、森野夜。2人が出会う7つの事件を網羅した合本版!

 

■口コミ■
・面白かったです。一気に読みました。ジャンルはホラーなのでしょうが、サスペンスの謎解きの要素が強く、最後になるほどと思えるのが何ともクセになります。 読み返すのも面白い本です。 

・自分としてはこれぞ乙一!と思う作品で1番好きな本です 主人公の周りで起きる事件ひとつひとつが作品となった短編集のようであり、全体として一つの長編にもなっている作品です 

 

 

ZOO

乙一の多様な才能が凝縮された、まるで「奇妙な博物館」のような短編集です。映画化された表題作や、極限状態の脱出劇を描く傑作「SEVEN ROOMS」など、ジャンルは多岐にわたります。絶望的な状況でのブラックユーモア、予想だにしない結末、そして静かな感動。一編読み終えるごとに全く違う感情が押し寄せ、心のストレッチをさせられるような読書体験となるでしょう。

 

こんな人におすすめ

・一冊でホラー、ミステリ、感動など様々な味を楽しみたい

・短編の名手による、キレのあるオチを味わいたい

・理不尽な状況下での人間ドラマに心を揺さぶられたい

最も注目される若手ナンバーワン、乙一のホラー短編集。毎日届く恋人の腐乱死体の写真。彼女を殺したのは誰?

 

■口コミ■
・乙一さん大好きで、全書籍読みましたが、その中でもzooが一番好きです。 乙一さんらしい独特の世界観にどっぷりハマってしまいます。 一つの物語は短編なので、読みやすい上、どれもハズレのない作品 素晴らしいです。 

・乙一という作家の作品を今更ながら初めて読んでみたけど,頭を玄翁でぶっ叩かれたような気がした。  いや,すごかった。こんな恐ろしかった本は初めてかもしれない。  2時間で読み終えた。いや,すごい短編集だった。 

 

 

 

 

死にぞこないの青

誰もが経験しうる教室内の「悪意」と、そこから逃げ出したいという切実な願いが描かれた作品です。映画化もされ、その生々しい心理描写が話題となりました。自身の弱さと向き合う勇気をくれる物語です。

 

こんな人におすすめ

・過去のトラウマや心の傷と向き合いたい

・孤独感に寄り添ってくれるような物語を求めている

・心理的な圧迫感と、そこからの解放を描くホラーが読みたい

飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。先生は、他の誰かが宿題を忘れてきたり授業中騒いでいて も、全部マサオのせいにするようになった。
クラスメイトまでもがマサオいじめに興じるある日、彼の前に「死にぞこない」の男の子が現れた。ホラー界の俊英が放つ、書き下ろし長編小説。

 

■口コミ■
・私が読んだ乙一の本の中で一番人間的に恐い。こんなに恐いのに何で読み終わるまで手を下ろせないのだろうと考えた。いじめや学校生活について考えられさせる本だと思います。そんな悲しい本でも乙一だ、終わりはとてもすっきりしてこご地よい。大好きな本です。 

・めちゃくちゃ面白い! 中編+αって程度のボリュームなのでさっと読めて素直に感動出来ます。 やはり乙一さんは私のフェイバリット作家です。 タイトルにビビって買わない人はもったいないですよ。 

 

 

暗黒童話

記憶と肉体をめぐる、幻想的でゴシックな長編ホラー。「眼球」や「記憶」というモチーフを使い、アイデンティティの不確かさを描いています。童話のような残酷さと、ミステリとしての巧妙な仕掛けが融合しており、現実離れした屋敷や不可解な住人たちの描写は、悪い夢を見ているような妖しい魅力を放っています。パズルのピースがはまるような解決の爽快感も味わえます。

 

こんな人におすすめ

・耽美的で少しグロテスクな世界観に浸りたい

・「私」という存在のあやふやさに興味がある

・予想を裏切る展開のミステリを好む

突然の事故で記憶と左眼を失ってしまった女子高生の「私」。
臓器移植手術で死者の眼球の提供を受けたのだが、やがてその左眼は様々な映像を脳裏に再生し始める。それは、眼が見てきた風景の「記憶」だった…。
私は、その眼球の記憶に導かれて、提供者が生前に住んでいた町をめざして旅に出る。悪夢のような事件が待ち構えているとも知らずに…。
乙一の長編ホラー小説。

 

■口コミ■
・部下に乙一を勧められ買った一冊。グロい部分もあるけど面白かった!内容もよく考えられていて長編と言う割にあっと言う間に読み進めるほど。湊かなえ好きな自分も満足する一冊だった。 

・次が気になりすぎて、ついつい夜更かしをしてしまいます。 ぜひ、読んでみてください! 

 

 

暗いところで待ち合わせ

田中麗奈・チェン・ボーリン出演で映画化され、静かな感動を呼んだ作品。

サスペンスフルな設定ながら、描かれるのは不器用な二人の魂の触れ合い。「白乙一」の真骨頂とも言える、暗闇の中に灯る蝋燭のような温かさを感じる物語です。

 

こんな人におすすめ

・孤独な人同士が心を通わせる過程に弱い

・激しいアクションよりも、静謐な緊張感を楽しみたい

・読み終わった後に優しい気持ちになれるミステリが良い

視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。
駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。
他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった――。

 

■口コミ■
・読み終わって外へ出たら、 普段の風景がいつもと違うものに見える、 不思議な力を持っている作品だ。心からオススメしたい。 

・他の小説家には描けない独特な世界が織り成す 人間模様は、新鮮過ぎて胸を打たれます。 一度読んだほうがいいです。後悔しません。 

 

 

 

 

失はれる物語

「喪失」をテーマにしながらも、読後には透明な優しさが残る短編集です。

ピアノの旋律のように繊細な文章で綴られる物語たちは、涙なしには読めません。悲しみの中にある救いを見つけ出したい時に、そっと手元に置きたくなる一冊です。

 

こんな人におすすめ

・心のデトックスとして、思い切り泣きたい

・切なくも温かい、心に残る短編を探している

・大切な人との絆について静かに考えたい

覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。
残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニストの妻はその腕を鍵盤に見たて、日々の想いを演奏で伝えることを思いつく。それは、永劫の囚人となった私の唯一の救いとなるが……。

 

■口コミ■
・めっちゃよかった。ハズレがなくどの物語も非現実的な話なのに登場人物に人間味を感じるからかありえなさが気にならずに感情移入できて、かなり物語の世界に没入してしまうので読み終わったあとの終わってしまった虚しさの感覚が強かったです 

・久々にショックを受けました。 「失はれる物語」これは凄い。小説はこういうものだと感動しました。 たった一本の腕を題材に、これまで話を膨らませられる作者の腕に驚きました。 稀に見る才能というんでしょうね。 胸が苦しくなる程感動しました。毎月20冊以上の本を読んでいる私でさえ、しばらく他の本を読まずに考えてしまいましたからね。読後は思わずかたまってしまいましたよ。  

 

 

銃とチョコレート

子供向けの冒険小説のような装丁とタイトルですが、その中身は大人こそが唸るビターな本格ミステリです。架空の国を舞台にした少年と名探偵の冒険は、ワクワクするような展開の中に、「正義とは何か」「英雄とは何か」という鋭い問いを内包しています。甘いチョコレートの中に混じる苦味のように、現実の厳しさと希望を同時に噛み締めることができる、ジュブナイルの傑作です。

 

こんな人におすすめ

・物語の推進力で一気読みしたい

・古き良き冒険活劇のワクワク感を思い出したい

・どんでん返しのあるミステリが好き

少年の旅は、甘くてほろ苦い。切なさの魔術師・乙一の快心ミステリ!
大富豪の家を狙い財宝を盗み続ける大悪党ゴディバと、国民的ヒーローの名探偵ロイズ対決は世間注目の的。健気で一途な少年リンツが偶然手に入れた地図は事件解決の鍵か!? 
リンツは憧れの存在・ロイズと冒険の旅にでる。王道の探偵小説の痛快さと、乙一が仕掛ける意外性の面白さを兼ねる傑作

 

■口コミ■
・乙一さんが描く児童書の数少ない一冊。 内容はすごく凝っていてオチは最後まで分からない。子供に限らず大人になってからでも充分に楽しめます。 

・すごく面白かったです。 子供のころ魔女が冒険する本をとてもワクワクしながら読みました。当然あの本は子供向けの本だったので今読んでもワクワクしないと思うのですがこの本を読み同じようなワクワクを味わえました。 子供が読んでも大人が読んでも楽しめると思います。 

 

 

箱庭図書館

著者がウェブ上で読者から募集した「原稿」を元に物語を紡ぐという、実験的な試みから生まれた短編集です。現実と虚構が入り混じるメタフィクション的な構成でありながら、それぞれの物語は独立した輝きを放っています。「物語を編むこと」そのものへの愛と、誰かの想いを受け継ぐことの温かさが全編に流れており、本好きの心に深く刺さるアンソロジーです。

 

こんな人におすすめ

・本や物語そのものをテーマにした作品が好き

・少し不思議で、かつ心温まるエピソードを楽しみたい

・実験的な手法と物語としての面白さの両立を味わいたい

僕が小説を書くようになったのには、心に秘めた理由があった(「小説家のつくり方」)。ふたりぼっちの文芸部で、先輩と過ごしたイタい毎日(「青春絶縁体」)。雪面の靴跡にみちびかれた、不思議なめぐり会い(「ホワイト・ステップ」)。
“物語を紡ぐ町”で、ときに切なく、ときに温かく、奇跡のように重なり合う6つのストーリー。ミステリ、ホラー、恋愛、青春……乙一の魅力すべてが詰まった傑作短編集!

 

■口コミ■
・別々の人が書いた作品なのに、乙一先生が手を加えるだけで一つにまとまった感があって、さすがだな〜と思いました。 そして、どの作品も最後まで先が読めないのがまた面白くて、一つ一つの物語をいっきに読んでしまいました。 

・乙一氏が取り上げた読者の作品それぞれに味わいがあって良かったんだろうけど、連作作品集としてここまで読みごたえのあるものに仕上げたのは、やはり乙一氏の手腕、センスによるところが大きいのでしょうね。 この一冊を手にとって、読んで、本当に良かった。堪能(たんのう)させられました。 

 

 

 

 

小説 シライサン

著者自身が監督を務め映画化もされました。映像的な恐怖描写はもちろん、小説ならではの「文字を通して呪いが伝播する」ような感覚は、読者に逃げ場のない没入感を与えます。怪談という形式を取りながら、死への恐怖と忘却への抗いを描いた、湿度の高いジャパニーズホラーです。

 

こんな人におすすめ

・背筋が凍るような純粋なホラー体験を求めている

・「リング」や「呪怨」のようなJホラーの系譜が好き

・都市伝説や怪談の成り立ちに興味がある

親友の変死を目撃した女子大生・瑞紀の前に現れたのは、同じように弟を亡くした青年・春男だった。何かに怯え、眼球を破裂させて死んだ二人。
彼らに共通していたのはある温泉旅館で怪談を聞いたことだった。

 

■口コミ■
・本なんですが、読んでいると側に迫って来ている感覚があり、恐怖を感じます。他の作品を読んだ事がありますが、やはり面白いです。読んでない作品をまた読みたいです。 

・夜中にかけて一気に読みました 途中視界の隅が気になるような程、中々の恐怖感 読みやすさ、内容の魅力、世界へ引き込まれる感じは流石乙一先生!と思って読みました 

 

 

さよならに反する現象

作家生活25周年を記念して編まれた、幽霊や別れをテーマにした短編集。かつての鋭利な作風からさらに深みを増し、人生の不可解さや悲しみを静かに受け入れるような成熟した筆致が特徴です。ホラー的要素を含みつつも、恐怖よりは哀愁やユーモアが勝る物語が多く、長く作家を追いかけてきたファンにとっては、共に歳を重ねたような親密さを感じられる一冊となっています。

 

こんな人におすすめ

・大人のための落ち着いた怪奇譚を読みたい

・別れの悲しみを癒やすような物語を探している

・日常のふとした瞬間に潜む不思議な世界を覗きたい

心霊写真の合成が趣味の僕が撮影をしていると、一人の女性がカメラに映りこんできた。しかし撮影されたデータには無人の交差点が映っているだけだった。映りたがりの幽霊、悠川さんがこの世に残した未練とは……?(『悠川さんは写りたい』より)
ほか、乙一贈る恐ろしくて切ない出会と別れの短編集。

 

■口コミ■
・5作ともすばらしい。切なくて、個性的で、どれも乙一だった。 

・乙一ファンですが、 いつもながらどれだけ人の心理を想像出来るんだろうと感じながら読んでいます。 

 

 

小説家と夜の境界

別名義「山白朝子」として発表された本作は、小説家という職業の業や、創作の裏側に潜む狂気を描いたメタ・ホラーです。まるで実話の暴露話を聞かされているような不穏なリアリティがあり、虚構と現実の境界線が曖昧になっていく感覚に陥ります。作家自身の分身のような語り手が迷い込む奇妙な世界は、創作に携わる人や、物語の裏側を知りたい読者の知的好奇心を強く刺激します。

 

こんな人におすすめ

・フィクションとノンフィクションの境目が揺らぐ感覚が好き

・「作家」という生き物の内面に興味がある

・不条理で奇妙な「世にも奇妙な物語」的展開を好む

私の職業は小説家である。ベストセラーとは無縁だが、一応、生活はできている。そして出版業界に長年関わっていると、様々な小説家に出会う。そして彼らは、奇人変人であることが多く、またトラブルに巻き込まれる者も多い。そして私は幸福な作家というものにも出会ったことがない──。
そんな「私」が告発する、世にも不思議な小説家の世界。

 

 

 

 

大樹館の幻想

2024年に放たれた、クラシックな「館もの」ミステリへの挑戦作。外部から隔絶された館、集められた訳ありの人々、そして不可解な消失。ミステリの古典的なガジェットを使いながらも、乙一らしいひねりの効いた展開と、人間心理の綾を描き出しています。謎解きの知的興奮と共に、幻想小説のような耽美な雰囲気も味わえる、新しくて懐かしいエンターテインメントです。

 

こんな人におすすめ

・クローズド・サークル(閉ざされた空間)でのミステリが好き

・謎解きだけでなく、物語の雰囲気や情緒も重視する

・乙一が描く本格ミステリを堪能したい

決して解かれえぬ謎と共に炎に包まれ、この世から消え去った「大樹館」。
この館に住み込みの使用人として働く穂村時鳥は、「これから起こる大樹館の破滅の未来」を訴えるおなかの胎児の声を頼りに、その未来を塗り変える推理を繰り返すがーー!?

 

■口コミ■
・大満足でした。 今までの文体の美しさと妖しさに加えて、論理的なトリックが加わって、読み応えありました。 

・特殊設定もののミステリ。ほとんどSFと言っていい幻想的な世界と、その世界のルール、設定に惹かれました。  

 

 

Wi‑Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

デジタル社会における新たな怪異を描いた表題作を含むアンソロジー。現代的なテクノロジーと古来からの恐怖感情が融合しており、時代の変化とともに「怖いもの」の形が変わっても、人間の根源的な恐怖は変わらないことを教えてくれます。ショートショートのような切れ味鋭い作品から、じっとりとした怪談まで、乙一ワールドの幅広さを手軽に楽しめるショーケースのような一冊です。

 

こんな人におすすめ

・現代社会を舞台にした身近なホラーが読みたい

・隙間時間に読める、インパクトのある短編を探している

・乙一と山白朝子、両方の名義の作風を一度に楽しみたい

乙一&山白朝子の初期~現在までの怖い作品ばかりを厳選収録した怪奇ホラーコクション企画。
「夏と花火と私の死体」でデビューした乙一は、デビューから「死」を描いてきた。山白朝子は、怪談雑誌「幽」 の創刊時、デビューした怪談作家。

 

 

野良犬イギー

荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場するスタンド犬・イギーを主役に据えたスピンオフ。アニメ化もされている人気シリーズの世界観を忠実に守りつつ、ニューヨークの路地裏を生き抜く野良犬のハードボイルドな生き様が描かれます。
マンガのノベライズという枠を超え、誇り高き魂の交流を描いた重厚なドラマとして成立しており、原作ファンならずとも熱くなれる一冊です。

 

こんな人におすすめ

・ニヒルで誇り高いキャラクター(たとえ犬でも)が好き

・都会の影で繰り広げられるハードなバトル描写を楽しみたい

・『ジョジョ』の世界観を、小説という媒体で深く味わいたい

ジョン・F・ケネディ空港から見えたNYは黄砂に覆われている。
私―モハメド・アヴドゥル―の目的は、マンハッタン島にひそむという、一匹の野良犬を捕獲することだった。ある“恐ろしい男”より先に。野良犬は、珈琲味のチューインガムが好物らしく、不思議な力で盗みとる。犬種はボストンテリア。その犬の名は『イギー』……。
間違いなくスタンド使いだ。 『ジョジョの奇妙な冒険』第3部の前日譚を乙一が小説化!!

 

■口コミ■
・イギーが仲間になるまで、アヴドゥルに出会うまでを描いた話。 荒木先生が書いた小説ではないものの、イラストや字体が読みやすく、ストーリーもしっかりしており見てて飽きない。 

・乙一さすがに構成が上手い。  

 

 

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おわりに:乙一作品が教えてくれる「絶望の隣にある光」

ここまで、乙一が紡いできた15の物語をご紹介しました。

 

彼の作品の多くは、決してハッピーエンドばかりではありません。むしろ、目を背けたくなるような残酷な現実や、やり場のない孤独が描かれることの方が多いかもしれません。しかし、読み終えたあとに不思議と心が軽くなっているのは、彼が「誰にも見つけてもらえない孤独」や「声にならない悲しみ」に、そっと光を当ててくれるからではないでしょうか。

 

それは、閉塞感のある日常という檻から、私たちを連れ出してくれる一筋の希望です。

 

・衝撃的な結末に酔いしれたい夜。

・乾いた心に、温かい涙を流したい時。

・自分の心の闇を、誰かに肯定してほしい瞬間。

 

今回ご紹介した15冊の中に、あなたの心に寄り添い、暗闇を共に歩んでくれる「ヒーロー」のような一冊があれば幸いです。

 

まずは気になる一冊を手に取って、乙一ワールドの深淵へ足を踏み入れてみてください。そこには、あなたにしか見つけられない「救い」が必ず待っているはずです。

 

 

画像・口コミ・あらすじはAmazonホームページより
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