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【大人の教養】エジプト神話をわかりやすく学べるおすすめ本8選|神々の関係図がスッと入る“最初の一冊”

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エジプト神話 おすすめ本

遥か昔、ナイルの大地で語り継がれてきた“神々の物語”――それが【エジプト神話】です。

 

太陽神ラー、冥界のアヌビス、オシリスとイシス、そしてホルスとセトの争い。

ピラミッドやミイラ、死後の世界のイメージと結びつきながら、エジプト神話は人々の暮らしや信仰、さらには王の権威や国家の秩序まで支えてきました。

 

けれど、いざ学ぼうとすると――

「神の名前が多すぎて覚えられない」

「関係が複雑で、途中で迷子になる」

そんな壁にぶつかってしまう人も少なくありません。

 

そこでこの記事では、神話初心者でも迷わず入れるように、“神話の迷宮”をやさしく案内してくれる【エジプト神話入門書】を厳選して紹介します。

ストーリーとして一気に楽しめる本から、図解・写真・ビジュアルで神々の“見分け”ができる本、さらに深掘りしたい人向けの本まで――目的別にまとめました。

 

読み進めるほどに見えてくるのは、単なる古代のファンタジーではありません。

エジプト神話は「人はなぜ死を恐れ、どうやって希望を手放さずに生きるのか」という問いを、神々の物語に刻み込んだ世界です。

きっと、ピラミッドやミイラの見え方まで変わってきます。

 

それでは、古代の神々の息づかいを、現代の読書で感じてみましょう。

 

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神話を学ぶと、歴史もアートも見え方が変わる

ゼロからわかるエジプト神話

キャラクターモチーフとしてもおなじみの太陽神ラー、破壊神セト、愛の女神ハトホル、冥界神アヌビス、猫の女神バステト、そしてオシリス、イシス、ホルスが登場する王位をめぐる伝説など、主要な神々にまつわるエピソードを収録。
また、巨大ピラミッドを遺したファラオ、プトレマイオス朝最後の女王クレオパトラ、ヒエログリフなど、神話を信仰していた古代エジプトのトピックスもあわせて紹介。
魅惑の古代エジプト世界へようこそ。

 

■口コミ■
・簡潔にまとまっていて、欲しい情報を得やすかったです。 助かりました。 

・エジブト神話が好きなので、登場人物等を子供にもわかりやすく、マガジンみたいなので興味を持ってもらえました(^_^) 

 

 

エジプト神話物語百科 / キャサリン・チェンバーズ (著)

ナイル川流域で栄えた文化、信仰、死後の世界、太陽神ラーをはじめ、アトゥム、マアト、セト、ハトホル、アヌビス 、オシリス、イシス、ホルス、ネフティス、トトなど主要な神々、世界観、王朝の変遷、様々な記号やシンボルと物語 の表現など、複雑で謎の多い古代エジプト神話を読み解く。
古代エジプト人の生活を反映した魅力的な解説書。

 

 

新版増補 古代エジプトの神々 / 松本 弥 (著)

著者自身が撮影した写真資料満載の大変美しい本になっております。
今回、カラーページが128ページと大幅に増え、より鮮明に古代エジプトの信仰や神々の捉え方を映し出しています。
掲載されている神々も以前にも増して充実しています。
それぞれの神の名前のヒエログリフ表記はもちろん、定評のある平易で分かりやすい文章で丁寧な解説です。
これまで出版されてきた神々の本では滅多に見られない貴重な写真資料もたくさんあり、古代エジプトの神々を知る上で定番となることでしょう。

 

■口コミ■
・エジプトの神様がいろいろ写真等で紹介されていました。 エジプト信仰の全体像とか、この神様の信仰場所はどこで、どこの場所の神殿等にこんな風に描かれているというのがわかりやすく説明されていました。 

・それぞれの神の名前がヒエログリフでも載っているし、写真もたくさん、解説も詳しくて楽しく読める。小学生の頃から古代エジプトに興味があり…いつかエジプトに行きたいなと思いながら、今に至ります。吉村作治さんが好きで、ヒエログリフスタンプを購入したので、使いながら読んでいます。 

 

 

 

 

図説古代エジプトの神々・神話百科事典 

古代エジプト人は「たいへんに信仰深い人々であった」と記したヘロドトスは、ファラオ文化において、宗教が中心的な役割を果たしていたことを伝えている。
われわれを圧倒する王や貴族の遺跡が、それを証明している。
神殿や墓の壁面には、数えきれないほどの宗教儀礼の場面で覆われており、その数は同じようにかぎりない神々の図像とともに、無限にふえていったようである。
宗教的な場面は、時代とともに進化し、偉大な宇宙神から死者の精霊、国家神から葬送の書に登場する暗闇にうごめく「悪魔」、地方で崇められた神々、外国からやってきた神々など、エジプトのパンテオンの神々を数えることは無理である。
完璧な神々のカタログを作ることは、幻想としか思えない。
しかしながら、彼らのことをより詳しく知ることは、神々が活躍した文明を理解する上で重要なことである。

 

■口コミ■
・日本語で発表された情報以外のコアな内容まで記載があるので内容はとても面白い。  例えば、アヌビスの項目ではアヌビスの情報だけでなく、ヘルマヌビスやヘルマヌビスの鍵についてまで記載がある。そんな古代エジプトガチ勢向けの内容なので学生や学者、オタク向けだ。 

・エジプトの神さまをもっと広く詳しく知りたい、と思った時、  これまではR.H.ウィルキンソン(内田杉彦訳)の『古代エジプト神々大百科』(東洋書林)に頼ることが多かったですが、  それに匹敵するというか、もう一冊素晴らしいものが出た、という感じです。  同じようなものかというとちょっと違って、  『古代エジプト神々大百科』は、信仰や神々の結びつきなど概要の部分をも広く扱っているのに対し、  こちらは、神々それぞれや儀式に用いられる物、神話や宗教文書など、個々についてを「項目ごとに」説明しているものです。(種類もより多く載っています) 

 

古代エジプト解剖図鑑

古代エジプト解剖図鑑

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神々と人間のエジプト神話 / 大城道則 (著) 

魔法の書を探す王子、神官の波乱万丈な航海記、権力に立ち向かう農夫…。
古代エジプトで語り継がれてきた数々の神話の要素は、旧約聖書やイソップ寓話、ハリー・ポッターなど現代まで脈々と受け継がれてきた。
神々と王・役人・庶民らが織りなす6つの物語を日本語に訳し、登場する事物や風習、文化を解説。人々を魅了する古代エジプトへと誘う。

 

■口コミ■
・エジプト神話と言えば、太陽神ラー、オシリスとイシス、或いはセトやホルス等の所謂「神」の物語が有名だと思うが、本書が扱うのは「神と人間」…然も様々な階級を取り上げているのが新鮮であり、今迄とは違ったエジプト神話の世界を知る事が出来るであろう。 

・大学の先生の本は難しいと感じることが多いが、この本は読みやすい。日本語が上手い。そんなに古代エジプトが好きというわけでもなかったのだけれども続編が読みたいと思った。  

 

 

面白いほどよくわかるエジプト神話

エジプト神話を生み出したエジプト民族の解説からはじまり、ヘリオポリス・ヘルモポリスの神話、太陽神ラーをはじめとする神々の解説、代表的なエピソードである「オシリスとイシス」、「ホルスとセトの争い」など。

神話の歴史的背景や「あ!なるほど」とうなずける雑学ネタも。 楽しみながら一気にエジプト神話を理解できる。ロマンあふれるエジプト神話の解説本です。

 

■口コミ■
・エジプト神が数々出てきて権力争いを繰り広げていくお話。著者の物語へのツッコミがすごく面白くて一気に読めました! 

・本書を読んで感じたことは、エジプト神話の奥深さとその魅力です。エジプトの神々は、それぞれが独特の個性と役割を持っており、その物語は非常にドラマチックです。そして、エジプト神話を知ることで、古代エジプトの文化や価値観についても深く理解できるようになります。エジプトの神々がどのように人々の日常生活に影響を与えていたのか、彼らが信じていた世界観や死生観などが、本書を通じてよくわかります。 総じて、「面白いほどよくわかるエジプト神話」は、エジプト神話の入門書としてだけでなく、古代エジプトのロマンを感じたい全ての人におすすめの一冊です。 

 

 

 

 

エジプト学 オシリス神の墓を求めて / ドゥガルド・A・スティール , 吉村 作治 (著) 

2005年のある日、アメリカから今人舎の編集者宛に届けられた。
「大おばの日誌を出版してほしい」と書かれたその手紙と共に届いたのは、1926年に、オシリス神の墓の存在を信じてエジプトを旅したまま姿を消したエミリー・サンズ女史、つまり手紙の送り主の大おばが残したという探険日誌だった。
この本は、その日誌の複製という設定である。
謎に包まれたストーリー、遊び心をくすぐられる細かい仕掛けもさることながら、エジプトの遺跡群を忠実に再現したイラストも手応え十分。実際にエジプトをめぐる旅に出たような気分に浸れる。

 

■口コミ■
・私は大人ですが楽しめました。実際にエジプト旅行をしたみたいにワクワクします。 パピルスの複製や、ツタンカーメンの棺の説明がしかけで楽しめます。 この本は100年くらい前の日記の複製らしいですが、最後がミステリアスで怖いです。創作であって欲しいです。 詳しく書きませんがコーヒーの染みが本当に恐ろしかったです。 かなり意外な展開でした。 

・長女はドラゴン学にハマり、二女はエジプト学にハマりました。どちらの本も本格的な作りでイラストも素敵です。 子供の頃に出会った特別な本は、大人になった時に大切な思い出の本の1冊になるのだと確信しています(小学生の時にドラゴン学にハマった長女は現在二十歳を超えた大学生ですが、今でも大事にしているようです)。 

 

 

エジプト神話集成

不死・永世を希求した古代エジプト人の遺した、ピラミッド壁面の銘文ほか、神の讃歌、予言、人生訓など重要文書約三十編を収録。

 

■口コミ■
・神話から処世術までー いかにも荒唐無稽な神話はもちろん道義的な役人の心得が論理的に説かれていたりで幅広い内容。 

・紀元前20世紀から900年の間に愛され、多くの原本が残っている「シヌヘの物語」を始めとして、教訓詩・神々への讃歌・説話など約30篇のテキストが翻訳されています。訳注と解説を合わせて200ページ近くあるので、学術的な関心とテキスト自体の面白さを同時に堪能させてくれます。 古代エジプト人の正義と秩序に対する信念は実に揺るぎがなく、変転きわまりない主人公の運命を追っているときでも、静かな印象を与えます。また、兄嫁に誘惑された弟が兄に殺されそうになるという旧約聖書のヨセフの逸話と似たエピソードを読むと、はるか昔のエジプト人とヘブライ人の出会いを想像して、壮大な時の流れに圧倒されました。 

 

 

 

本を選ぶときの基準

 

① まずは「主要神と超有名エピソード」が一冊でつかめるか

 

エジプト神話は登場神が多いので、最初の一冊は ラー/オシリス/イシス/ホルス/セト/アヌビスあたりの“中心メンバー”と、王位争い・冥界・死と再生の軸が整理されている本が安心です。

→ 迷ったら、入門の王道として 『ゼロからわかるエジプト神話』が取り回ししやすいタイプです。 

 

② 「図解・写真・ビジュアル」で神の見分けができるか

 

神々は動物頭・冠・杖・太陽円盤など、アイコン(目印)で覚えるのが最短ルート。文字だけだと混乱しやすいので、ビジュアルが強い本は滞在時間も満足度も上がります。

→ 図版で世界観を固めたい人は 『[ヴィジュアル版]エジプト神話物語百科』(図版多めの構成)がおすすめ枠。 

→ “神話だけでなく古代エジプト全体を図解で理解したい”なら 『古代エジプト解剖図鑑』が相性◎。 

(神々の図像は時代や地域で増改築されるので、絵で追うのは理にかなってます) 

 

③ 「物語として読める」か(=挫折しないか)

 

最初から辞典・研究書に突っ込むと、神名の洪水で溺れます。

なので入口は、ストーリーで読める=最後まで読めるものが強いです。

→ サクッとテンポ良く“面白さ”で引っ張ってくれる枠として 『面白いほどよくわかるエジプト神話』は導入に使いやすい立ち位置。 

→ さらに「神々だけじゃなく、人間がどう生きたか」まで物語で触れたい人は 『神々と人間のエジプト神話』が刺さりやすいです。 

 

④ “深掘りしたい欲”に応えてくれる「辞典・原典」があるか

 

入門で火がつくと、次に来るのが「一次資料(原典)ってどんな文体?」「当時の讃歌や教訓って何が書いてある?」欲。

→ その段階で効いてくるのが 『エジプト神話集成』。神話だけでなく讃歌・予言・人生訓などの重要文書をまとまって追えるタイプです。 

 

⑤ “神話の違いが出る”のは正常だと分かる本か

 

エジプト神話は、地域ごとに創世神話のバージョンが複数あったり(ヘリオポリス/ヘルモポリス/メンフィスなど)、神々が合体(習合)していく文化もあります。だから「矛盾」ではなく「重ね塗り」っぽく読むのがコツ。 

 

コチラも合わせてチェック!

 

神々と英雄が多すぎて迷子になりがちなギリシャ神話を、物語で全体像をつかめる本/図解・マンガで整理できる本などの観点で「最初の1冊」が見つかるようにまとめた記事です。

 

天岩戸・八岐大蛇・天孫降臨などの定番から、古事記・日本書紀の挫折対策、神社や歴史とのつながりまで、目的別に学べる本を9冊紹介しています。

 

オーディン/トール/ロキなどを入口に、あらすじを通しで読める本・相関図が充実した本・背景文化まで踏み込む本など、北欧神話をゼロから理解するための8冊をレベル別に整理しています。 

 

世界三大叙事詩の『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』を軸に、輪廻や善悪の戦いなどインド神話の世界観を“物語として”つかめる入門書を厳選して紹介しています。

 

アイルランドなどに伝わる自然と精霊の神話を、太陽神ルー/戦の女神モリガン/妖精シー/ドルイドといった要素と一緒に押さえられる、初心者向けの5冊ガイドです。

 

 

 

よくある質問(FAQ)

 

Q1. まったくの初心者は、どれから読むのが安全ですか?

 

A. 安全ルートは「全体像 → 代表エピソード → 図像(見分け) → 深掘り」の順です。

エジプト神話は“神が多い”というより、同じ神が時代・地域で別名や別の顔を持つのが難しさの正体。だから最初は細部よりも、次の3本柱だけを押さえるのが勝ち筋です。

  • 宇宙の秩序(マアト):世界は「秩序を保つ」ことが重要、という価値観が土台

  • 王権の物語:王は神と結びつき、神話は政治の説明にもなる

  • 死と再生:冥界・葬送儀礼・復活が神話の中心テーマになりやすい

 

この土台をつかむ入口としては、まず『ゼロからわかるエジプト神話』のような“全体を整理してくれる入門”が安心。

次に理解を定着させるなら、図版が強い『[ヴィジュアル版]エジプト神話物語百科』、写真資料で信仰の現場まで見える『新版増補 古代エジプトの神々』が効きます。

そのうえで、物語としてもっと読みたい人は『神々と人間のエジプト神話』へ進むと、神々だけでなく「人間がどう生きたか」の温度まで入ってきます。

 

Q2. 神の名前が多すぎて混乱します。覚え方はありますか?

 

A. 暗記は捨ててOKです。コツは “名前”より先に「目印」と「役割」を固定すること。具体的には次の3点セットで覚えます。

  1. 見た目(頭部・冠・持ち物)

     - 動物頭、太陽円盤、羽、杖、アンク(生命の鍵)などの記号で見分ける

     - 図と物語がまとまっている『[ヴィジュアル版]エジプト神話物語百科』は、この「見分け」を作るのに強い

  2. 担当領域(太陽・冥界・王権・死者の守護・知恵など)

     - 「この神は何を司る?」を一言で言えるようにする

  3. 人間関係(家族・対立・同盟)

     - とくにオシリス周辺の系譜は“中心ドラマ”として強い

     - 人間側の物語も含めて関係性を理解したいなら『神々と人間のエジプト神話』が入りやすい

 

おすすめの実務テクは、読んだらすぐに「神名/見た目/担当/関係(誰の味方・敵)」の4列メモを作ること。

10柱くらい埋まった時点で、驚くほど混乱が減ります。

さらに「神話だけでなく古代エジプト全体の構造も一緒に整理したい」なら『古代エジプト解剖図鑑』が混乱止めとして効きます。

 

Q3. 「創世神話」がいくつも出てきます。どれが正解?

 

A. 「どれが正解?」という発想が、エジプト神話では一番つまずきやすい罠です。

エジプトは長い歴史の中で都市ごとの信仰が強く、“この町ではこう語る”が並立します。さらに王朝や政治状況で「推される神」が変わるので、創世神話も更新されます。

 

読み方のコツはこれです。

  • 矛盾ではなく“レイヤー(重ね塗り)”として読む

  • 「この話は、どこの神殿・どの地域の空気?」を意識する

  • 合体・習合(A神+B神みたいに性質が混ざる)が起きる前提で読む

 

一つの正解を探すより、地図を見るように「バリエーションを楽しむ」と理解が一気にラクになります。

この感覚をつかむには、まず『ゼロからわかるエジプト神話』のような俯瞰型で「全体に複数系統がある」ことを整理してから、図版系(『[ヴィジュアル版]エジプト神話物語百科』など)で“違い”を視覚的に確認するとスムーズです。

 

Q4. 「死後の世界」「ミイラ」「冥界」が気になります。そこだけ先に読んでいい?

 

A. 先に読んで大丈夫。むしろそこから入ると、エジプト神話の“芯”に直撃します。

エジプトの死後観は、ざっくり言うと「死んだら終わり」ではなく、“正しく生きたか”が問われ、通過儀礼を経て存続するイメージです。

 

ここを読むときの見どころは3つ。

  • 死者の保護と復活:葬送儀礼が“再生の装置”として語られる

  • 裁き(秩序のチェック):生前の行いが“秩序(マアト)”の観点で測られる

  • 身体への執着:ミイラや墓の壁画は、魂の旅を支えるインフラになる

 

「ミイラ=ホラー」ではなく、“生の延長としての死”を真面目に設計した文明の熱量が見えてきます。

入口としては、テンポよく全体を読ませてくれる『面白いほどよくわかるエジプト神話』が相性◎。

さらに「神々と人間の距離感」まで味わいたいなら『神々と人間のエジプト神話』。

雰囲気を変えて“探検・旅”として古代の空気を吸いたい人には『エジプト学 オシリス神の墓を求めて』も面白い入口になります。

 

Q5. もっと“原典っぽい文章”を読みたい。どれが向いてますか?

 

A. 原典っぽいものに行く前に、準備としてこの2点を知っておくと読みやすさが跳ね上がります。

  • 神話=一枚岩の小説ではない

     讃歌、呪文、碑文、物語、教訓…とテキストの種類が違います。読後感も全然別物。

  • “儀礼の言葉”が多い

     ストーリーを追うというより「何を実現したい言葉なのか(守護/再生/正当化)」を見ると面白い。

 

原典系は、最初から全部理解しようとせず、短いテキストをつまみ読み → 気に入ったテーマを深掘りが最適解です。

その段階で効いてくるのが『エジプト神話集成』。神話だけでなく讃歌や教訓など重要文書もまとまっていて、“当時の言葉の手触り”が手に入ります。

先に『ゼロからわかるエジプト神話』や『面白いほどよくわかるエジプト神話』で主要エピソードの地図を持っておくと、原典が「知らない単語の塊」になりにくいです。

 

Q6. Kindleの購入がうまくいきません(アプリで買えない)

 

A. これは仕様で起きがちです。対処はシンプルで、

  • Amazonアプリではなく、ブラウザ(Safari/Chrome)で商品ページを開く

  • そこで「Kindle版」を選んで購入

  • 購入後、Kindleアプリで同期(ライブラリ更新)すると読めます

 

うまく反映されないときは、Kindleアプリの「同期」(ライブラリ更新)→ 再起動 → Wi-Fi接続の順に試すと大体解決します。

 

読み終えたあと、世界の輪郭が変わる──エジプト神話の余韻

 

エジプト神話を読み終えたあと、世界が少しだけ違って見える瞬間があります。

ピラミッドやミイラが「不思議な遺産」ではなく、祈りの形として立ち上がってくる。太陽が昇って沈むだけの毎日が、命をつなぐための壮大な物語に変わっていく。

 

その理由は、エジプト神話が“遠い昔の作り話”ではなく、人間が生き延びるために必要だった世界の説明書だからです。

川が氾濫し、疫病が流行り、愛する人が亡くなる。どうにもならない不条理の前で、それでも心が折れないように、「意味」を与えようとした。その結果として、神々の物語が生まれました。

 

エジプト神話が語るのは、結局のところ――人はなぜ死を恐れ、どうやって希望を手放さずに生きるのかという問いです。

失われたものを取り戻そうとする愛、裏切りや争い、そして何度でも立ち上がろうとする再生の力。神々の名前の奥には、昔の人たちの「切実さ」が息づいています。

 

そして不思議なのは、読み進めるほどに、そこに描かれた感情が“現代の自分”にも刺さってくること。

守りたいもののために戦う気持ち、正しさと欲望の間で揺れる心、終わりを受け入れながらも続けようとする意思。エジプト神話は、そうした人間の核を、神々の姿に仮託して見せてくれます。

 

難しそうに見えるのに、いざ扉を開くと、不思議なくらい“自分の物語”に触れてくる。

もし今、心のどこかで「生き方」や「死の意味」を考えているなら、エジプト神話はただの教養ではなく、あなたの感情に静かに火を灯す一冊になるはずです。

 

 

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