
世界の政治・文化の中心に立ち続けてきた国、イギリス。
王政・議会・産業革命・帝国主義――そのすべてが、現代の社会や思想、経済の仕組みに深く影響を与えています。
けれど、「イギリス史って範囲が広すぎて難しそう…」と感じる人も多いはず。
そこでこの記事では、初心者でもスッと理解できる【イギリスの歴史をわかりやすく学べるおすすめ本】を厳選して紹介します。
図や年表で流れをつかめる入門書から、王政・産業革命・ブレグジットなどを丁寧に解説した通史、文化史まで幅広くラインナップ。
「なぜ今の世界がこうなっているのか」を読み解く手がかりが、きっと見つかります。
紅茶を片手に、イギリスの歩んできた壮大な歴史を旅してみましょう。
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イギリスの歴史を理解するためのおすすめ本まとめ
一冊でわかるイギリス史
イギリスとはどういう国か。
その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに。コラム「そのころ、日本では」?も便利。
・イギリスの歴史を簡潔に解説した本。文章も多くなく、かなり端折ってる部分もあり(あえてそうしていると)、その分すぐに読めて、大雑把にイギリス史が分かります。イギリス史を知る最初の一冊には最適かと思います。
伝統と文化から世界が見える! イギリスを知る教科書
本書では、古代から現代までのイギリスの歴史を、年表、解説、ビジュアルで紹介します。
絶え間なく襲来する周辺の民族、王朝の成立と周辺国家との関係、産業革命と帝国の黄金時代、二度の世界大戦と経済の低迷、近年の改革やブレグジットといった大きな流れがつかめます。
また、重点コラムとして、「アルフレッド大王と賢人会議」「清教徒革命と名誉革命」「第一次世界大戦 総力戦とは」など、歴史の大きな転換点となった人物や出来事を紹介。
巻末にはより詳しいイギリス史の年表と王室系図を掲載、理解を深めることができます。
・前半はイギリスが形成される時代から現代までをざっくり振り返る歴史の教科書のような構成です。家系図や政治、戦争には食傷気味であっても、後半の文化についての記述は画像が豊富で楽しめると思います。もしかしたら前半と後半の順序を入れ替えてもいいのかもしれません。
物語 イギリスの歴史(上)/ 君塚直隆 (著)
5世紀以降、ケルト人を駆逐しアングロ・サクソン人が定住したブリテン島。
11世紀、大陸のノルマン人が征服するが、常にフランス領土を求め戦争を繰り返した。その間、島内では諸侯が伸張。13世紀にはマグナ・カルタを王が認め、議会の原型が成立する。
その後も百年戦争の敗北、教皇からの破門と、王の権威低下が続いた。
上巻は、大陸に固執する王たちを中心に、16世紀半ばイングランドにエリザベス1世が君臨するまでを描く。
・同じシリーズのフランス革命という本が気に入ったので、続いてこのイギリス史を購入。新書2冊だから、王朝と議会のこと中心という触れ込みですが、歴史を知るにはまず権力側のことや戦争のことですよね。ニュートンやシェークスピアは必要ないから、ちょうどいいです。まあでも、王様は同じ名前が多いよね(ヘンリーやエドワードやら)。何度か読まないと頭に入らないですね。逆に言うと、何度読んでも楽しめそう。
図説 イギリスの歴史 増補改訂版 / 指 昭博 (著)
ケルト時代から現代まで、あらゆるトピックを網羅。EU脱退、新型コロナなど、この10年の出来事を加筆したした決定版通史!
イギリスの歴史 / 君塚直隆 (著)
ブリタニアの創成(太古~古代)から現在のブレグジットの道まで、全12章構成の、斯界の第一人者によるイギリス通史入門編。
イギリスの成り立ちから大英帝国、EU脱退まですべて解明。
・一般的に概説書の記述と最新の事実との間には時間的にずれがある。しかし、この本はコロナの流行にも触れるなどそうしたずれが最小限にとどめられている。イギリスのEC離脱の影響に比較的詳しく触れているので、イギリスの経済の将来をを見通すうえで有益である。記述の最後が、今年即位70周年を迎えるエリザべ2世と天皇j招待になっていることも内政・外交における象徴的存在の重要性を再認識させる。最後にブリタニアの創成から2021年までのイギリスの歴史を網羅する400ページを超える大著でありながら、3500円強というリーズナブルな価格であることも読者にとってはありがたいで。
「パンチ&ジュディ」のイギリス文化史 / ロバート・リーチ (著)
三五〇年の歴史をもつ英国人形劇「パンチ&ジュディ」。
単純で暴力的な内容にもかかわらず、人々に愛され続けている。
そのルーツや成り立ち、これまでの上演者や観客の姿を辿りながら、
イギリス文化に深く根差し、日本にも刺激を与えてきたその深い魅力をここに伝える。
最新版 イギリスの歴史が2時間でわかる本
「ストーンヘンジ」から「ブレグジッド」「エリザベス2世の死」など近年の話題まで、英国史がコンパクトにわかる!
・スペイン継承戦争のブレンハイムの戦い(1704年8月13日、ドナウ川流域)での勝利の意義を述べている
イギリスの歴史を知るための50章 / 川成 洋 (著, 編集)
スコットランド独立の住民投票、EU離脱など、近年話題の耐えないイギリスだが、その背景には何があるのか。
古代から現代までの膨大な歴史を50のトピックで切り取り、通史でありつつも各時代のポイントを絞って記述。読み物としても楽しめるイギリス史入門。
・各章で大きな流れをつかんだところで、 『ハドリアヌスの防壁』やら アングロ・サクソン七王国(ヘプターキー)の頃の『オッファの防塁』はどこか? カラーで掲載している『図説 イギリスの歴史(ふくろうの本)』を参照した。 下って、49章と50章は、現代イギリスの移民問題、人種問題で締めている。 最初は図書館で借りた本だか、『図説 イギリスの歴史』と共に、 手元に置きたくなった本だ。
興亡の世界史 大英帝国という経験 / 井野瀬 久美惠 (著)
アイルランドから、アフリカ、インド、香港まで、世界にその足跡を残した大英帝国。大陸の片隅の島国は、いかにして大帝国へと発展し、女王ヴィクトリアが治める最盛期へと至ったのか。
「アメリカ植民地の喪失」をステップとし、多くのモノと文化と娯楽を手に入れ、女性たちが世界を旅したこの国は、なぜ、他国に先んじて奴隷制度を廃止することができたのか。
解体と再編の歴史から、EU離脱に揺れるこの国の現代をも読み解く。
・植民地人はみなイギリス人である。これが幻想であることに最初に気づいたアメリカ独立派の反抗活動は、まさに彼らがイギリス人と同じ価値を有するがゆえに、イギリス人と同じ権利を必要とするがゆえに起こされたものだった。「第一章 アメリカ喪失」「第二章 連合王国と帝国再編」では、北米13植民地と西インド諸島を中心とする第一次帝国が瓦解し、インド・東アジア世界を含む第二次帝国へと変遷する様相が描かれる。
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