だいだい書店

おすすめの本を紹介していきます

【大人の教養】伊藤博文をわかりやすく学び直せるおすすめ本5選|日本の近代化を築いた初代総理の生涯と思想

[本記事は広告を含みます]

明治という新しい時代の幕を開き、日本を近代国家へ導いた男――伊藤博文。
内閣制度や憲法の制定など、彼の足跡は「日本の近代史そのもの」といっても過言ではありません。

けれど、功績の裏には韓国併合をめぐる評価や政治的駆け引きなど、複雑な一面も。
“英雄”か“策士”か――その実像をつかむのは、意外と難しい人物でもあります。

この記事では、そんな伊藤博文の生涯・思想・功績を「わかりやすく学び直せるおすすめ本」として厳選紹介します。

教科書では語られないエピソードや、近代国家を築いた思考のプロセスを、現代の視点で理解できる内容ばかり。

政治・外交・思想のすべてにおいて日本の礎を築いたリーダーを、今こそもう一度、読み直してみませんか?

 

◆注意◆ Kindle本はAmazonアプリでは購入できないため、
リンクを長押ししてブラウザ(SafariやChrome)で開き、
「Kindle版」を選んでご購入ください。

 

👉 20万以上の対象作品が聴き放題。Amazonのオーディオブック、Audibleの30日間の無料体験はこちら。

👉 Kindle Unlimitedなら500万冊が読み放題。30日間の無料体験はこちら。

「政治の父」とも「策士」とも呼ばれた男 伊藤博文とは何者だったのか

 

伊藤博文 近代日本を創った男 / 伊藤 之雄 (著)

初代総理大臣として内閣制度を創設し、みずから中心となって大日本帝国憲法を制定しながら、木戸孝允や岩倉具視らの間をたくみに世渡りして出世した「軽佻浮薄」な人物、あるいは、旧憲法によって民主化の道を狭め、韓国では民族運動を弾圧した権力者、といったイメージで語られてきた伊藤博文。
日本近代政治史の第一人者である著者が、歴史学の最新成果をふまえて、伊藤の全生涯と「剛凌強直」たる真の姿を描き切る、決定版評伝。

 

■口コミ■
・日露戦争を回避しょうと和平の姿勢をとり、戦争が免れないと知るや元老であった博文は「わしも一兵卒として従軍しょう」などと純粋に考えるような男である。まさに、この国と世界平和をおもんぱかり、平和のために死んだ博文の功績は大きいのでは…。 

・言葉に尽くせない偉業を成し、現代日本人までもその恩に恵まれながら 過小未満の評価すらされず、隠蔽された人物と知りました。 是非とも正しい資料を基に構築された事実を知りたいと願い、探し始めたところ 間もなくこの本に出会えました。 この本は正に求めていた作品です。 莫大な資料を丁寧に読み解き、初代総理と抜け落ちた歴史を再構築してくれる大作です。 

 

伊藤博文 知の政治家 / 瀧井 一博 (著)

『伊藤博文 知の政治家』(瀧井一博著)は、伊藤博文をただの「初代総理大臣」や「韓国統監」の枠で語るのではなく、「文明」「立憲国家」「国民政治」という三つの視点から、その思想や国家構想に迫る評伝です。  

若き日の英国留学から、憲法制定・政党政治の立ち上げ、統監時代の葛藤まで、彼の軌跡を緻密にたどりながら、「知を政治に活かす」リーダー像を浮き上がらせます。  

功績だけでなく制度的限界や選択のジレンマにも言及しており、単なる伝記を超えた思索を促す一冊。歴史好きだけでなく、現代の政治や国家論に興味がある人にもぴったりの本です。

 

■口コミ■
・歴史の教科書や幕末・明治に触れた本などで重要人物と扱われながら賛否両論の評価をされている伊藤博文という人物について、その実績だけでなく、どういう構想の基にどういう活動をして、どのようなことに繋がっていったのかが書かれていて、伊藤博文に対する印象が大きく変わりました。元々歴史上のキーパーソンの一人だと個人的にも捉えていましたが、「知」の方向からそう捉えることができたのは大きな収穫でした。  

・ 薩長閥全盛の時代に、国民政治の考えをもっていたこと、そのために東奔西走していたこと。韓国を文明国にし、日本との同盟を考えていたこと。  日本人も韓国人ももっと知らなければいけない人物だと思う。    現在の日本の政治は政局ばかりで、本当に国のことを国民のことを考えているようには到底見えない。  そんなときだからこそ伊藤博文をもっと研究し、評価するべきではないだろうか?  そうすれば、日本も良くなるし、日韓を含めたアジア全体の調和も取れてくるかもしれない。 

 

小学館版 学習まんが人物館 伊藤博文

農民という低い身分から出世し、わが国最初の内閣総理大臣にのぼりつめた男――伊藤博文は、長州(山口)に生まれ、吉田松陰の思想に影響を受け、尊王攘夷派としてイギリス公使館焼き打ちに参加。
その後、同じ長州の先輩・桂小五郎(後の木戸孝允)や高杉晋作の元で、激動の幕末を生き抜きます。
そして初代内閣総理大臣就任後は、強い近代国家をつくるための憲法作成に力を傾け、最後は遠くハルビンの地で韓国人活動家に命を奪われたのです――――

今日の日本の礎を築いた伊藤博文が、激動の幕末~明治維新期に見ていたものとはなんだったのでしょうか?
明治維新150年の年に、改めて現代の日本を見直すための一冊です。

 

■口コミ■
・私は、一般に人気の高い龍馬や西郷よりも、大久保や伊藤こそが現代日本の父だと思っている。 コンパクトではあるが、伊藤の想い(魂、と言ってもいい)がよく伝わってくる、良書だと思う。 

・どのキャラも同じ顏になってしまっている漫画が多い中、 本作はすぐに見分けがつく。画力がある。 

 

 

 

伊藤博文の流儀 国のため光をそへてゆきましし / 福屋利信 (著)

近代日本を導いた偉人の思想と生涯
明治の御世において、「法の秩序」を基盤に政を為し、君主制と民主制のバランスを重視したその政治スタイルに迫る。

明治の御世において、「法の秩序」を基盤に政を為し、近代日本を導いた伊藤博文。
如何なるときも「国家への忠誠と国民に対する慈しみ」を忘れなかったその姿勢は、初代韓国統監就任後も変わることなく、統治国と被統治国の共存共栄を目指した。
本書では、君主制と民主制のバランスを重視した、伊藤の政治スタイルを「伊藤博文の流儀」と名付け、国のために光を灯し、国家の行くべき道を照らし続けたその足跡に迫る。

 

■口コミ■
・第八章で出てくる「馬鹿なやつじゃ」という一言に、心を鷲づかみにされました。歴史の教科書では決して感じられない、伊藤博文という「人間」の息づかいがこの一冊にはあります。 ただの伝記ではありません。時代のうねり、国家の行方、そして信念を貫いた男の生き様が、ページをめくるごとに胸に迫ってきます。読んでいるうちに、自分まで「もっと熱く生きなければ」と奮い立たされるのです。 

・日本人も韓国人もぜひ読んでみてください。 伊藤博文の真実が新たな発見を納得させられます。 銃弾に倒れなかったらどんな歴史があったでしようか。 安重根の最後の言葉も胸をうちます。 共生の未来のために福屋利信氏の流儀でした。 

 

「憲法とは何か」を伊藤博文に学ぶ / 相澤 理 (著)

戦後70年という節目を迎える2015年は、憲法改正論議が、より活発になっています。
しかし、条文ばかりが俎上にあげられ「そもそも憲法とは何か」を見失ってはいないでしょうか。
本書は、明治維新後、近代的な立憲国家をめざし、憲法を起草した伊藤博文らの逐条解説書である『憲法義解』を現代語訳したうえで、わかりやすく解説しました。
明治の世の政治家や学者が、どれほど高邁に精神をいだいていたかも読み取れます。憲法改正を考えるにあたって大きな指針となる「日本人として読むべき1冊」です。

 

■口コミ■
・憲法を学ぶために明治憲法から学ぶというのは考えても見なかったが、この本を読んでみてその重要性に気づかされた。今の憲法が米国から押し付けられた憲法とか、マッカーサー憲法とか揶揄されることも多いが、たとえそうだったとしても旧憲法と現憲法はつながっているのである。それがそもそもどういう経緯で制定され現憲法でどう変わったのかを理解することによって憲法をより俯瞰的に深く理解できると思った。 

・素晴らしい。憲法を学ぶにあたって憲法義解は必読の書であるにもかかわらず、今まで現代語訳が出版されていなかったのは、憲法の学会など、学者の怠慢にほかならない。読まれるとその素晴らしさに気づき、格調の高さに気づいてしまうからだろうか。 最近は憲法改正論議が盛んだが、その際の必読文献にすべきだ。 

 

韓国人が知らない安重根と伊藤博文の真実 / 金文学 (著)

日韓近代史を読み解く方程式が、ここに! 日韓併合へと道を開いた伊藤博文は、韓国では侵略の元凶、いわば極悪人といった存在となっています。
しかしながら、著者によれば、すべての罪を伊藤に着せて憚(はばか)らない韓国人にとって、伊藤は誤解されたままの存在であるとしています。
彼の統治理論と、死後に展開された併合とは、似ても似つかないものであるからです。 また一方、伊藤を暗殺した下手人・安重根(あんじゅうこん)の本当の姿を知る日本人は少ない、と著者は嘆きます。
安は卓越した文人であり、天皇崇拝者であり、平和思想家であった。その短い一生を調査して見えてくるのは、テロリストに隠されたもう一つの顔だ。そう著者は主張します。
共に誤解された二人の英雄を、韓国系中国人の較文化学者である著者は歴史のベールを剥ぎ取って分析。真の日韓関係を問い直します!

 

■口コミ■
・この本は当時の韓国と日本の関係を良く調べて書いてありますので、日本人が知らない伊藤博文暗殺の本当の理由が勉強になりました。 読み応えが在ります。 

・安重根については韓国から見れでヒーロー、日本から見ればテロリストと評価されるのが一般的ですが、 この本は客観的立場から書かれた良い本です。 

 

 

画像・口コミ・あらすじはAmazonホームページより
Kindle Unlimited・Amazon audibleの対象情報は投稿時時点になります

セール・商品情報などは変更になる場合がありますので必ずご確認の上ご利用ください。

 

〜”今”売れている本はこちらをクリック↓↓↓〜

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

良い本と、良い出会いを。