「今、人気の時代小説が知りたい」「心を揺さぶる歴史小説を読みたい」――そんな読者の声に応えて、2025年6月の最新ランキングや売上データをもとに、いま本当に読まれている“話題の時代小説”を厳選しました。
江戸・幕末・戦国・明治など、時代ごとの人間模様や武士の矜持、町人の暮らしをリアルに描いた名作が勢揃い。直木賞候補作や映像化で話題の作品、新進気鋭の作家による注目作まで、読書好きはもちろん、これから時代小説デビューしたい方にもおすすめのラインナップです。
「初心者に読みやすい時代小説」「読んで面白い歴史小説が知りたい」「実際に売れている本を知りたい」といった読者ニーズにも応える内容で、あなたにぴったりの1冊がきっと見つかります。
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2025年6月に売れてる時代小説
1位:青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 / 宮部 みゆき (著)
おちか、ついに母となる。宮部みゆきのライフワーク、待望の第九弾!
洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、決して外には漏らされない――。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談!
2位:三河雑兵心得 16 -関ケ原仁義(中) / 井原忠政 (著)
九死に一生を得た茂兵衛の傷も癒えたころ、会津征伐の陣触れが諸大名に下された。上杉景勝の戦支度を糺す家康の書状に、上杉家家老の直江兼続が無千万礼な返書を寄越したのだ。
だが、江戸を経て会津に迫らんとした矢先に、石田三成挙兵の報が舞いこむ。家康はすぐさま北上を中止し、畿内にとって返して三成を討つことを決意する。茂兵衛率いる鉄砲百人組は、先鋒の福島正則、黒田長政の猛将たちとともに、東海道を西へと奔る。戦国足軽出世物語、風雲急を告げる第十六弾!
3位:チンギス紀 九 日輪 / 北方 謙三 (著)
13歳で故郷を離れて流浪し、帰還して苦難の末に、モンゴル族を統一したテムジンは、ついに〈チンギス・カン〉を名乗る!
モンゴル族を統一し、さらにケレイト王国を滅ぼしたテムジンは、弟のカサル、テムゲ、長男ジョチらに出動を命じ、タヤン・カンが統べるナイマン王国との戦いを進める。そのナイマン王国の大軍の中に、
ジャムカの千五百騎が、ホーロイ、サーラルとともに潜んでいた。
崩れたナイマン軍を見届けて馬首を回したテムジンは、眼前にあるはずのない旗を見る。
ジャムカーー。
とっさに吹毛剣を抜いたテムジンだが、すさまじい斬撃を受けて落馬する。
4位:チンギス紀 十 星芒 / 北方 謙三 (著)
母の好きな花を集め、チンギス・カンは、妻と弟妹が集まった家帳へと向かう。
草原の覇者チンギス・カンは、従来の騎馬隊に加えて、ボレウに歩兵部隊を、ナルスに工兵部隊を整備させていた。陰山の陽山寨を拠点に、騎馬隊と合流させ、まずは西夏の城郭へと軍を動かそうとする。
ジャムカの息子マルガーシは、流れついたトクトアのもとで苛烈な修業を積み、次なる道へと動き出していた。
ホラズム・シャー国の皇子、ジャラールッディーンは10歳で、護衛のテムル・メリクと共に旅に出る。予期せぬ邂逅が、それを待ち受けていた。
新たな幕開けの予感をもたらす好評第10巻。
5位:はぐれ又兵衛例繰控【十一】-八丁念仏 / 坂岡真 (著)
斬られた男が八丁歩いたすえに両断されたという銘刀〝八丁念仏〟。水戸家が所蔵するこの銘刀が賊に奪われ、爾来毎年暮れに大名家の御金蔵破りがつづいているという。
そんななか、件の刀が質屋に持ちこまれたとの報を受けた又兵衛は、火盗改の鮫島らとともに預けた浪人を捕らえに向かうが、その男が屍骸で見つかり──。
怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十一弾!
6位:江戸の探偵 萱原の血戦 / 鈴木 英治 (著)
人気沸騰! シリーズ第3弾
家老河田内膳の陰謀で幽閉された石見国加瀬津藩の城主斉晴を救うため、江戸城下で老中秋尾山城守に上訴を試みた永見功兵衛。
だが、いきなり抜刀した家士たちに取り囲まれる。
老中も陰謀に加担しているのか? からくも逃れた功兵衛だったが、直後に藩でも屈指の剣の達人伊田与五郎が立ちはだかる。
一方、読売の邦市が殺害されたのは夜鷹殺しの裏にあると睨んだ北町奉行定廻り同心の藤森中兵衛は、上役から探索を阻まれ……。
7位:新 本所おけら長屋(三) / 畠山健二 (著)
累計222万部突破の人気シリーズ、第三弾!
〝人情とお節介〟で有名な、本所亀沢町のおけら長屋では、今日も笑いと涙の珍騒動が巻き起こり――。
便利屋《万松屋》が大人気戯作の題材に「のほほん」
三島でお満と再会した万造、路銀をくすねた盗人を侠客親分と追う「まねごと」
黒石藩藩主の高宗は気弱な小姓を鍛えるため、伏魔殿・おけら長屋に送り込む「おおばけ」の三篇を収録。
大人気時代小説第三弾!
8位:アマテラスの暗号(上) / 伊勢谷 武 (著)
Amazonで星4.2/6,000個越えの評価の話題作を文庫化!
ニューヨーク在住の賢司は、日本人父との四十数年ぶりの再会の日、父が殺害されたとの連絡を受ける。
父は日本で最も長い歴史を誇る神社のひとつ、丹後・籠神社の宗家出身、第八十二代目宮司であった。
籠神社は伊勢神宮の内宮と外宮の両主祭神(アマテラスと豊受)がもともと鎮座していた日本唯一の神社で、境内からは1975年、日本最長の家系図『海部氏系図』が発見され、驚きとともに国宝に指定されていたことで知られていた。
神職に就く父が何故日本から遠く離れた国で殺されたのか?
再会の日、父が自分に伝えたかった事とは?
父の死の謎を探るため、賢司は友人たちと日本へ乗り込むが……
写真、図など豊富な資料を用いて、日本の歴史に挑む新感覚の歴史ミステリー!
9位:江戸彩り見立て帖 星合いの空 / 坂井 希久子 (著)
お彩にライバル出現!?
塚田屋の三男坊・右近に呉服の色見立てに駆り出されたお彩は、天性の色彩感覚を武器に評判をとる。
だが、相模屋にも美貌と若さと教養を兼ね備えた千代という色見立て役が現れる。
二人は七夕に色見立ての腕を競い合うことに。
一方、妾腹の右近を疎んじる長兄の蘇芳が京都の本店からやって来て、お彩に京風の嫌味を連発。
しかし、一本気な江戸っ子のお彩は嫌味に気づかず……。色のことになると寝食忘れる江戸っ子・お彩
煮ても焼いても食えない京男・右近
最強バディ・右近の切ない過去も明らかに……。
10位:光のしるべ えにし屋春秋 / あさの あつこ (著)
「今日は実入りが少なかった」と話す物乞い仲間のおみきに連れられ、八つほどだという信太が〈えにし屋〉を訪れた。
店には同じころ、やけに疲れて見える夫婦から、人探しの依頼が。
五年前の火事の夜に三歳で生き別れた倅・平太を探してほしいという。
生きていてももう八歳、顔も背丈もまるで違うはずだ。
それを何故今になって?
お頭の才蔵は望み薄と呆れるが、夫婦の独特の気配に心を揺さぶられたお初は頼みを引き受ける。
だが、お初が物乞いならではの調べ仕事を頼んだおみきが殺されてしまい……。
交差する謎と人の縁、傑作長篇時代小説シリーズ第二作!
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