巨大な信者数と政治的影響力を誇る宗教団体「創価学会」。
その存在は、現代日本の宗教・政治・社会を語るうえで、避けては通れないキーワードです。
けれども、その実態や歴史、信仰体系に迫ろうとすると、不自然なほど情報が少ない…。
「なぜメディアは創価学会に触れたがらないのか?」
「創価学会と公明党の本当の関係とは?」
「“池田大作”の現在と教義の変遷は?」
こうした“表に出づらい事実”や“語られてこなかった謎”に迫った書籍たちが、近年じわじわと注目を集めています。
本記事では、
✔ 創価学会の歴史と構造をひもとく本
✔ 元信者・内部関係者による実録告白
✔ タブー視されてきた疑惑や事件を扱う書籍
…など、信仰・組織・政治が交錯する“創価学会のもうひとつの姿”を知るための本を厳選してご紹介します。
知ることで見えてくる、もう一つの日本社会のリアル。
あなたの常識が揺さぶられるかもしれません。
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創価学会の謎に迫るおすすめ本
創価学会秘録 池田大作と謀略と裏切りの半世紀 / 高橋 篤史 (著)
創価学会の薄暗い秘密が記録された第一級の極秘資料を大量に入手!
ひとつは創価学会自らがまとめた「総合経過年表」と題する内部資料であり、もうひとつは宗門(日蓮正宗)の高僧が書き残した通称「河辺メモ」と呼ばれる備忘録だ。
前者は、かつての中枢幹部にして弁護士、そして創価学会史上最悪の反逆者となった山崎正友への対策資料として作られたもので、1980年にあった山崎による学会への恐喝事件をヤマ場に概ね1951年から1983年までの期間における学会内部や宗門・日蓮正宗(1991年に創価学会を破門)などの動きを年表形式で、関係者の発言をも含め極めて詳細にまとめている。合計190枚あまりにも上る超一級資料だ。
他方、後者は日蓮正宗の総本山・大石寺(静岡県富士宮市)の第67世法主である阿部日顕の懐刀とされた有力僧侶、河辺慈篤が毎日のように綴っていた手書きの日記風備忘録で、1984年から1990年にかけての通年分と1991年の一部を入手した。こちらも合計180枚あまりに上る。
池田大作と暴力団 独占スクープと内部資料が明かす創価学会ヤミの裏面史+跡目争いの行方!
オウム真理教事件が起こり、宗教法人法の改正で国会が揺れた1990年代半ば――永田町であるテープの存在が囁かれた。
山口組の直参、後藤組の後藤忠政組長(2008年引退)と、池田大作名誉会長の“腹心"として学会の裏仕事を担ってきた藤井富雄・都議会公明党顧問(当時は都議)の密会テープである。
このテープが永田町に流出。藤井顧問は後藤組長に対し、当時、自民党の組織広報本部長として反学会キャンペーンの先頭に立っていた亀井静香議員の口封じなどを依頼したという。
果たしてその真相は?本書では“盗聴実行犯"と初めて接触し、生々しい証言の獲得に成功。「パンドラの箱」からは、驚くべき事実が飛び出してきた!
創価学会 / 田原 総一朗 (著)
なぜにこれほど強靭なのか。
草創期から50年以上にわたって追い続けた当代随一のジャーナリストが、その実像を描き出す。
12万部突破のベストセラー、待望の文庫化。創価学会論の決定版。1930(昭和5)年の創立以来、日本では827万世帯、世界では192カ国・地域に会員を有する。幾度も窮地に立たされながらも、決して揺らぐことのなかった創価学会。その強靭さを支えたものとは何か。創価学会・公明党関係者にインタビューを敢行。ベテランジャーナリストが、日本を代表する宗教団体の核心に迫る。
宗教と政治の戦後史 統一教会・日本会議・創価学会の研究 / 櫻井 義秀 (著)
安倍派と蜜月の統一教会、
悲願の改憲をめざす日本会議、
自民党とともに政権を握る公明党=創価学会。なぜ蜜月関係は続くのか。
「政教分離」はお題目に過ぎないのか。
この国の何がゆがめられてきたのか――
戦後政治史上、最大のタブーに迫る!
間違いないっ! 権力とタブー―政治と創価学会と宗教二世 / 長井秀和 (著)
こんな理由で私は創価学会をやめ、政治家になりました。
芸能界、選挙、市議会政治、創価学会......さまざまな世界に潜む権力とタブーの真相を告白! 「間違いないっ!」の決め台詞を定番フレーズとして、バラエティ番組で活躍していたお笑い芸人は、なぜ政界に進出したのか。
コロナ禍で人日が苦しむ中、感じた政治への憤り。やがて気付いたのは、市民の思いを無視した政治家たちの小賢しい縄張り意識だった。
ならば自分が範を示すしかない! 一念発起して踏み込んだ政治の世界の内情を伝えるとともに、幼少期から属していた創価学会との決別、創価学会・公明党・池田大作の実像、宗教二世問題について明かす。
実名告発 創価学会 / 野口裕介 , 滝川清志 , 小平秀一 (著)
「平和」を掲げてきた創価学会はなぜ変質したのか――。
学会本部の中枢から排除された3人の元青年職員が、「愛する創価のため」権威主義化した本部を徹底糾弾。
池田大作と創価学会 カリスマ亡き後の巨大宗教のゆくえ / 小川 寛大 (著)
日本最大の新宗教、創価学会の池田大作名誉会長が2023年11月15日に95歳で死去した。
創価学会内で「永遠の師匠」とされる池田は、さまざまな毀誉褒貶に彩られた人物だった。稀代のケンカ師でもある池田は、かつての仲間であっても、みずからを批判する者には容赦ない攻撃を加え、追放した。また、創価学会はもともと日蓮正宗の信徒団体から生まれたにもかかわらず、日蓮正宗とは泥沼の争いを繰り広げ、最終的に創価学会は破門されてしまう。
それでも創価学会は、池田のカリスマ性によって求心力を保ってきた。ポピュリズムを先取りした池田は「庶民の味方」として振る舞い、創価学会は次第に「池田ファンクラブ」の様相を呈して行く。
しかし2010年以降、高齢の池田は表舞台から姿を消してしまう。それ以降、創価学会は「集団指導体制」に移行し、池田の直接指導なしでも運営できる態勢になった。
だが、それと軌を一にするように、創価学会に異変が起きる。池田を軽んじ醒めた目で創価学会を見る宗教2世3世の増加、選挙活動における集票力の低下、さらには会員の高齢化……それらが組織力の低下に拍車をかけている。
池田大作とはいったい何だったのか? そして、ポスト池田の創価学会はどうなるのか――?
統一教会と創価学会: 信じるより疑え / 佐高信 (著)
統一教会は自民党の中に入っている。国会議員等の秘書に統一教会員がいるのは明らかだし、議員自身にも怪しいのはたくさんいる。
統一教会と共に外から自民党を支えているのが公明党(創価学会)だ。
一応、外からだが、自民党公明派と言ってもいいほど、こちらもかなり中に入っている。なぜ自民党は統一教会と創価学会に頼らざるを得ないのか。
創価学会は、日本社会に大きな影響を与えてきた存在でありながら、その内実や歴史、政治との関係については“タブー視”されることも多く、一般にはあまり語られてきませんでした。
今回ご紹介した書籍は、そうした「知りたくても知らされない領域」に踏み込む貴重な情報源ばかりです。
信者でなくても、宗教・社会・政治の関係を客観的に知りたい方にとって、学びや気づきの多い読書体験となるはずです。
情報を正しく知り、自分なりの視点で考えることが、複雑な現代社会を読み解く第一歩。
ぜひ、気になる一冊から手に取ってみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
良い本と、良い出会いを。