「今」の時代を読み解く“知の入口”がここに。
変化の激しい社会をどう生きるか――
正解のない問いに立ち向かうために、私たちに必要なのは“考える力”です。
そんな知的武器を与えてくれるのが、今注目の【新書】。
2025年5月も、経済・社会・哲学・歴史など、各分野の第一人者たちによる、示唆に富んだ一冊が続々と登場しています。
✔ ニュースの裏側を読み解きたい人
✔ 仕事や人生に役立つヒントを探している人
✔ もっと深く、もっと広く、世界を見つめたい人
そんなあなたに向けて、本記事では「今読むべき新書」の中から、特におすすめの作品を厳選してご紹介します。
ページをめくるたびに、あなたの中の“知的好奇心”が目を覚ます――
そんな一冊との出会いを、ぜひこの機会に。
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2025年5月発売のおすすめ新書
明治維新という物語-政府が創る「国史」と地域の「記憶」 / 宮間 純一 (著)
ペリー来航から明治維新に至る15年は、志士や雄藩大名を中心に「成功物語」として語られる。だがこうした英雄史観は、明治政府が自らを正当化するために創り上げた歴史だ。
勤王をめぐる藩論の分裂、戊辰戦争での幕府方の攻勢、農民の戦いなど、各地で様々な歴史があった。
本書は、周防大島、飯能、秋田大館、佐倉など幕末維新期を強く記憶に刻む地域の軌跡を追い、時の政治や地域文化の影響を受け、書き替えられ続ける明治維新を描く。
酒鬼薔薇聖斗は更生したのか:不確かな境界 / 川名 壮志 (著)
犯罪の軽重にかかわらず、罪を犯した少年に再犯をさせないこと。
それが日本の更生保護政策の最優先課題だ。
では、一九九七年に神戸連続児童殺傷事件を起こした「酒鬼薔薇聖斗」は本当に更生したのか。再犯の恐れは消えたのか。
その境界はじつに不確かなものだ。事件の記録をゴミ扱いした裁判所の無関心からメディアと社会の変容まで、少年事件を追い続けるジャーナリストが、無数の「少年A」たちのその後を問う。
検証 異次元緩和 / 原田泰 (著)
日銀が黒田総裁のもと採ってきた大規模金融緩和政策は、雇用環境の改善、財政赤字の縮小など多くの成果をもたらしてきた。
だがそうした事実にもかかわらず、大規模な緩和が物価の急騰、為替の暴落など様々な副作用をもたらしてきたとの批判がある。
そこで本書では、客観的なデータに基づいて大規模緩和の成果を検証。大規模緩和に対する否定論が十分な事実に基づかない議論であること、緩和の副作用もありえないことを示す。あわせて今後の金融政策の採るべき道筋を示したい。
死刑について私たちが知っておくべきこと / 丸山 泰弘 (著)
賛成派も反対派も「思い込み」で語る前に――
死刑制度に「なんとなく」で賛成または反対していませんか。
冤罪があれば取り返しのつかない「究極の刑罰」にもかかわらず
その実態は知られておらず、十分な議論もなされていない。
日本の死刑制度とその運用にはどのような問題があるのか、
維持するのならどうあるべきか、考えるための材料を示す。
戦前の日本人 100年前の意外に豊かな国民生活、給料、娯楽、恋愛 / 武田 知弘 (著)
「阿部定は超人気者だった」「売春が公認で性病に悩んでいた」「サラリーマンは憧れの的だった」「アジアの秀才たちが大挙して留学に来ていた」「大阪は東京より人口が多かった」……。
貧しくて暗いイメージしか知らなかった戦前の日本は、意外に豊かな国民生活を送っていた。教科書には載っていない戦前のリアルを55のトピックで楽しく紹介する。
「機嫌よくいられる人」の習慣、ぜんぶ集めました。 / 川嵜昌子 (著, 編集)
世の中には、怒ったり不機嫌になったりせず、いつも上機嫌に見える人と、なんだか常に不機嫌な印象の人がいる。
その差は、その人の性格に起因するだけでなく、実は日頃の「習慣」に──本書は、いつも「機嫌がいい人」の習慣を、日常生活、行動心理、メンタル、思考法など、さまざまな側面から紹介する。
ロシア政治-プーチン権威主義体制の抑圧と懐柔 / 鳥飼 将雅 (著)
国際法を無視してウクライナへの全面侵攻を始めたロシア。
兵士の大動員を行い、西側諸国から経済制裁を受けるも、国民はプーチン大統領を支持し続ける。
地方政府や大企業、メディアを意のままに動かし、選挙や政党まで操作する絶大な権力をプーチンはいかに獲得したのか。
ソ連崩壊からの歴史を繙き、統治機構、選挙、中央と地方の関係、治安機関、経済、市民社会の6つの観点から権威主義体制の内幕に迫る。
「稼ぐ小国」の戦略 世界で沈む日本が成功した6つの国に学べること / 関山 健 (著, 編集)
ルクセンブルク、アイルランド、スイス、シンガポール、アイスランド、デンマーク。
これらの国々はいずれも人口が1000万人以下、天然資源も乏しい「小国」であるにもかかわらず、国や地域の生産性や競争力、生活水準などを示す「一人あたりGDP」ランキング(IMF、2023年)で世界トップ10にランクインしている。
一方で、1990年代には「一人あたりGDP」で世界トップ3を占めていた日本は、2023年には世界34位(IMF)とG7最下位、アジアの近隣国である韓国にも抜かれており、今後も順位を下げ続けていくことが予測されている。
人手不足や資源の少なさ、大国からの影響にさらされやすいなどの共通点がある中で、なぜここまで成長性に差がついたのか?世界トップの生産性と競争力を築いた6つの小国から、政策・教育・ビジネス等の戦略を学ぶ一冊。
東大の良問10に学ぶ日本史の思考法 / 清野 孝弥 (著)
東大日本史は「日本史の思考法」を学ぶのに最適な題材です。
東大はこれまでの入試問題を通じて、枝葉末節の暗記にとらわれない歴史の大きな流れを理解する重要性を世に問うてきました。
本書では、そんな東大日本史を徹底的に研究した東大生が選りすぐった10問で、古代から現代までの日本史を見ていきます。
各章前半の導入編では、予備知識のない方でも東大の議論がわかるように前提となる日本史知識をまとめました。
そして各章後半の問題編では、東大日本史名物「史料読解」を実際に解いて、東大が問いかける問題意識や日本史の重要ポイントを詳細に解説しました。
この1冊で東大レベルの日本史の考え方をマスターしましょう!
認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する / 伊古田 俊夫 (著)
記憶力が衰え、自分が誰かがわからなくなる「アルツハイマー型」。
人柄が変わり、身勝手なふるまいが増える「前頭側頭型」。
存在しない人や動物が、ありありと見える「レビー小体型」。
40代、50代でも発症する「若年性」。
歩行障害や言語障害が突然生じる「血管性」や、「記憶障害が目立たない」認知症も存在する。
徘徊や暴言はなぜ起こる? 話題の新薬の効果は?
遺伝はするのか、しないのか。
認知症を予防する食べものとは?
認知症特有のトラブルを引き起こす要因は?
多様で複雑な病状を正確に理解するために必読の一冊。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
良い本と、良い出会いを。