「古事記」と聞くと、ちょっと身構えてしまう人、多いんじゃないでしょうか。学校で習ったような気がするけど内容はぼんやり…。神様の名前はやたら長いし似てるし、誰が親で誰が子かもよく分からない。途中で「もう無理…」ってなるの、完全に共感です。
でも実は、「古事記」ってめちゃくちゃ面白い。国がどうやってできたか、神様たちがどんなトンデモ行動をとっていたか、人間臭すぎる恋愛や嫉妬、ケンカや謀略――ギリシャ神話も真っ青のドラマが、そこに詰まっているんです。ちょっとした視点とガイドさえあれば、その面白さに気づけるのに、もったいない。
このブログでは、「古事記って何だったっけ?」という人が、もう一度ゼロから楽しく学び直せるような本を厳選してご紹介します。専門用語で眠くなるような本ではなく、わかりやすくて、それでいて内容がちゃんとしてる良書だけをピックアップ。神様の名前がスッと頭に入ってきて、「なるほど、そういう流れだったのか!」と腑に落ちるような、そんな本たちです。
読み終えた頃には、アマテラスやスサノオがまるで旧知の友人のように感じられるかもしれません。今度こそ、楽しく、ちゃんと、古事記をモノにしてみませんか?
わかりやすく学べる古事記
『まんが古事記』を読んでから神社に行こう。
【大人も子供も楽しめる! 可愛い神様キャラが大活躍する一大絵巻】
天岩戸開き、ヤマタノオロチ、因幡の白兎、海幸彦と山幸彦といった、子供のころに読んだ日本の神話はどれも古事記に掲載されているもの。古事記というと難しそうなイメージがありますが、実は個性的なキャラクターの神様が様々な愛憎劇や冒険活劇を繰り広げる、愛と涙と勇気の一大ストーリー。
そんな古事記を大人も子供も楽しめる作品に仕上げたのがこれ。活字の古事記につまずいた人でもすんなり古事記の世界に入れます。
イザナギ・イザナミの国生み、神生み~天岩戸とヤマタノオロチ~オオクニヌシの国作り~国譲り~天孫降臨~と、古事記の上巻(神代の巻)をあますところなく描き、巻末には中巻&下巻(人代の巻)のダイジェストも掲載。古事記の全体像もわかります。
また、コラムとして古事記の成り立ちや日本書紀との違いなど基礎知識や雑学ネタも紹介。楽しみながら古事記が身に付く、初めての人でもすんなり入りこむことができる全く新しいタイプの古事記です。
・漫画なので、神様のイメージがしやすく、こちらを読んでから、次に進みたいと思っております。
・漫画なのでわかりやすくて楽しく読めました。 破茶滅茶な神様たちが愛嬌たっぷりです。
シリーズ累計30万部突破!
★★★神々と古代人の躍動感が、生きた言葉でよみがえる!
「古事記」全巻を完全現代語訳した、現代日本人必読の一冊★★★「信じられないほど読みやすい」
「はじめてでも完読できた」
「今までで最高の現代語訳」
「何度も途中で挫折していたけれど、最後まで読めました!」
との賞賛の声が続々!著者は、明治天皇の玄孫にあたる竹田恒泰。
著者ならではの視点による渾身の解説つき。
・読みやすくわかりやすい 理解力の乏しい私でも面白く読めました
・以前から興味がありましたが、やっと読むことができました。 現代語訳に加えて解説文もあり、内容がすっと入ってきました。 次は日本書紀に挑戦しようと思っています。
日本最古の歴史書・古事記の超入門書
★★マンガで紐解く「この国」の原点! ★★ 話しの流れがわかりにくい『古事記』をほぼ全編マンガで解説! 国の誕生から雄略天皇の即位まで、古事記の流れと要点がよくわかります。
章ごとに関連マップや「古事記の謎」をひも解く解説ページもあり、流れを理解しつつ、それぞれの物語のつながりまで深堀できる内容です。
大人も大満足な教養マンガです。
・古事記を全く読んでいない方でも内容が入ってきます。ストーリー性があって古事記は面白いと気づけるはずです。一度は読んでみてもよいかもしれません。
・古事記に出てくる神の名は長くて覚えにくいし、話もややこしいですが、絵やあらすじで、分かりやすく書いてあるので、読みやすいです。
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ゆかりの神社から浮かび上がる『古事記』の謎
日本の神話・文化・歴史の源泉となっている『古事記』。
そこには神話・伝説の舞台として、日本のさまざまな土地が登場する。
その記述は必ずしも史実に則ったものとは考えられていないが、
日本各地に点在する『古事記』神話・伝説の伝承地・故地とされている土地には、
しばしば古い神社が鎮座し、
古墳時代・弥生時代にさかのぼる古墳や遺跡が見つかっている場所も多い。
つまり、それぞれの伝承地は、
伝承地となるに足る理由と由緒をそれなりに有しているのだ。
本書は『古事記』の編纂者である太安万侶が
没後1300年を迎え注目されるなか
『古事記』を読み解くうえでキーワードとなる
地域や聖地を30ほどピックアップし、
それぞれについてゆかりの神社や聖地・史跡を紹介するもの。
古事記の決定版
8世紀の初め、古代国家形成途上にあった大和朝廷が編纂した、天地創成から推古天皇に至るまでの、神々につながる天皇家の系譜と王権の由来書。
人間的で叙情豊かな多くの歌謡と伝承は、口誦時代の古代の風俗を色濃く伝えている。
より原本に近づけるために厳密な史料研究の成果を盛り込み、歴史・民俗・文学などの諸方面からの要求に応える、文庫として望みうる最高の内容をほこる。
便利な歌謡各句索引・主要語句索引付き。
・どちらかというとこの本は、古事記のストーリーや天皇の功績や出来事について色々知ったうえで 原文を確認したいというニーズにマッチしています。辞書的な役割として考えた方がいいでしょう。
・労作だと思います。 訓読文/現代語訳/本文(漢字) の三種の文が掲載されます。私が読めるのは現代語訳だけなので、前後の二種の文はほとんど意味がありませんでしたが、勉強になりました。 最後に解説がありますが、ここをもっと膨らませてもらうと、より一層理解が深まって良かったかな、と思いました。
前代未聞のおもしろさ!!
「汝(われ)、行って、玉取ってきたれや」「ほな、行ってきますわ」
イザナキとイザナミによる「国生み」と黄泉国行、日の神アマテラスの「天の岩屋」ひきこもりと追放された乱暴者スサノオのヤマタノオロチ退治、何度も殺されては甦ったオオクニヌシの国作り、父に疎まれた英雄ヤマトタケルの冒険と死、帝位をめぐる争い、女たちの決断、滅びゆく者たち――。
奔放なる愛と野望、裏切りと謀略にみちた日本最古のドラマが、破天荒な超絶文体で現代に降臨する!
・面白いです。京都弁なのか、この言い回しがよく、古事記への理解が深まりました。今の天皇家を思うとこの時代からのつながりがあるのかなと感慨深いです。
・古事記に由来する逸話はいろいろ知っていました。イザナミ、イザナギ、天岩戸、スサノオの乱暴、因幡のウサギ、ヤマトタケルの冒険など。それを、町田さんらしい奔放でありながら脱線はしない文章で語られると、それらのエピソードが日本創世の一連の叙事詩になって魅力的な叙事詩となってうかびあがってきました。すばらしい読書体験でした。
古事記は難しそうに見えて、実はめちゃくちゃ人間くさい物語の宝庫。神様たちがやらかす壮大なトラブルや感情のぶつかり合いは、現代人の私たちにも刺さるものばかりです。でも、その面白さにたどり着くには、ちょっとした“案内役”が必要。
今回紹介した本たちは、まさにそのガイドになってくれる頼れる一冊たちです。専門知識がなくても読みやすく、それでいて内容はしっかり。「なんとなく知ってた」を「ちゃんと理解してる」に変えてくれます。
最初の一歩さえ踏み出せば、古事記の世界は思った以上に親しみやすく、そして深い。あなたの読書リストに、ちょっと古代の風を吹き込んでみてください。次に誰かが「イザナギってさ〜」なんて話し出したとき、ドヤ顔で語れる日も近いですよ。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
良い本と、良い出会いを。