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事件の謎解きを楽しみ、物語の世界にどっぷりと浸ることができるミステリー小説、今回は、売り上げランキングなどを徹底調査して、2024年に発行されたおすすめミステリー小説を紹介していきます。
是非読んでみてくださいね。
ワクワクドキドキの果てに衝撃の真相!
「確かに、幽霊も子供も一人じゃ何もできないよ。
でも、私たちが力を合わせれば、大人の誰にもできないことがやれると思わない?」なにもできない幽霊と
なにもできない少女が織りなす
頭脳戦の楽しみに満ちた爽快な復讐譚!
・少女が幽霊とタッグを組んで殺人犯を追うという、どことなくジュブナイルな雰囲気から、今回はいつもよりライトな感じなのかなと読み進めたのですが、良い意味で予想を裏切られました。
・方丈貴恵は今年も期待を裏切りませんでした。良くこんな複雑なプロットを練ることができるなと感心してしまいます。
第34回鮎川哲也賞、満場一致の受賞作
救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。
彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。
しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ!
第34回鮎川哲也賞受賞作。
・届いて一気に読みました。まさかの結末にその後が気になりました。医者が書いているので細部に渡りリアルな設定。 ぜひぜひおすすめしたい本です。
・医師が書いた本で、新人が書いたとわ思えない作品で、今までにないミステリーになっていて、最後まで分からない展開になっていて今年を代表する本で、続編が出版されるみたいなので楽しみです。
富と権力の館に拾われた娘が抱いた野望とは?!
横濱で知らぬ者なき富豪一族、檜垣澤家。
当主の妾だった母を亡くし、高木かな子はこの家に引き取られる。商売の舵取りをする大奥様。互いに美を競い合う三姉妹。檜垣澤は女系が治めていた。
そしてある夜、婿養子が不審な死を遂げる。政略結婚、軍との交渉、昏い秘密。陰謀渦巻く館でその才を開花させたかな子が辿り着いた真実とは――。
小説の醍醐味、その全てが注ぎこまれた、傑作長篇ミステリ。
・おもしろい。一言一句練りぬかれ本当におもしろい。
・読み易く、ページをめくる手が止められない程だったが、巻末の膨大な参考文献の数々を見ていたら、涙が滲みそうになった。 すばらしい作品をありがとうございました。
容疑者は、 天久鷹央!?
長野県の山奥に聳え立つ洋館、 九頭龍邸に招かれた天久鷹央。
そこで彼女を待っていたのは、計算機工学の天才、九頭龍零心朗からの「最後の依頼」だった。
だが、捜査を開始し間もなく、とある 「殺人」が起き、事態は混迷を極めていく。
浮かび上がる容疑者たちと、連鎖する事件。
そして最後に嫌疑がかかったのは、まさかの…?
現役医師が描く本格医療ミステリー、書き下ろし長編!
・今作も天久先生、小鳥遊先生、鴻ノ池先生の仲のいい掛け合いなど安定の面白さでした。
・謎解きというより、毒の医学的な知識を利用したトリックを楽しむ小説となっています。作中で主人公が呟く「全ての不可能を除外して、最後に残ったものが如何に奇妙なことであっても、それが真実である。」というシャーロック・ホームズの言葉やアガサ・クリスティの「オリエント急行殺人事件」を引き合いに出し、これらが物語の伏線になっているような気がしました。著者のこうした古典的なミステリーへの敬意が垣間見られたようで、とても興味深く読ませていただきました。
全ての謎が解けるとき、『サロメの断頭台』が読者を待つ。
大正ミステリを描き抜く『方舟』著者の本格長編。
油絵画家の井口は、元泥棒の蓮野を通訳として連れて、祖父と縁のあったオランダの富豪、ロデウィック氏の元を訪ねた。
美術品の収集家でもあるロデウィック氏は翌日、井口のアトリエで彼の絵を見て、「そっくりな作品をアメリカで見た」と気が付いた。
未発表の絵を、誰がどうして剽窃したのか?
盗作犯を探すうちに、井口の周りで戯曲『サロメ』に擬えたと思われる連続殺人が発生してーー
・蓮野が失職して3周年目の作品。今後の蓮野の恋の行方にも期待したい。
「本格ミステリ・ベスト10」2年連続1位!
ランキングを席巻する鬼才の最新短編集!
クラスメイト襲撃事件を捜査する小学校の名探偵
滅亡に瀕した人類に命運を託された“怪物”。
郭町の連続毒殺事件に巻き込まれた遊女。
異星生物のバラバラ死体を掘り起こした三人組。
見世物小屋(フリークショー)の怪事件を予言した“天使の子”。凶暴な奇想に潜む、無垢な衝動があなたを突き刺す。白井智之は容赦しない。
・まあ、とんでもねぇ奇想天外ぶりにぶっ飛びましたわ‼️
・単行本の帯に《凶暴な奇想》て言葉があるんだけど、そういう〝とんでもなくぶっ飛んだ奇想〟を、収録短篇から味わうことができました。なんというか、すげぇ奇想天外な仕掛けのある遊園地のお化け屋敷か何かに入り込んで、目を見張らずにはおれない奇蹟を目の当たりにした感じ、とでもいうか。
デビュー35周年記念! 一度限りの豪華トリビュート作品集
レジェンドへのリスペクトを胸に
人気作家7名が全力執筆!真正面から挑戦する超絶技巧の本格ミステリから、
女子高に潜入する火村とアリスや
不可解なダイイング・メッセージに挑む
江神たちEMCの面々まで。「気鋭の作家が本気で遊んだら、
こんなものを書いてしまうのか!?」と
有栖川有栖を感嘆させた一度限りの豪華トリビュート。
有栖川有栖による解説を収録。
・トリュビュト作で今を代表する作家さんが読めるのでミステリーが好きなら読んでほしいです
・有栖川有栖さんのファンなら読むと、ニヤリとしそう。有栖川有栖さんの元ネタ本を知らなくても読んで楽しめる1冊。
法廷に囚われた100人を、ひとり残らず救い出せ!
未曾有の連続爆破事件から一年。
スズキタゴサクの裁判の最中、遺族席から拳銃を持った青年が立ち上がり法廷を制圧した。
「みなさんには、これからしばらくぼくのゲームに付き合ってもらいます」
生配信で全国民が見守るなか、警察は法廷に囚われた100人を救い出せるのか。
籠城犯vs.警察vs.スズキタゴサクが、三つ巴の騙し合い!★★★絶賛の声、続々!!★★★
「どんでん返しの帝王」の異名を取るアメリカの作家ジェフリー・ディーヴァーも顔負けと言えよう
――千街晶之(書評家)
・スズキタゴサクの裁判で法廷が占拠された。どんな事件なんだ。読み始めたら止まらなくなってしまった。次もあるの?
・タゴサクの悪知恵は本作でも健在。相手の痛いところを突き、おまけに傷口に塩を塗り込む切れ味。読んでいる方も思わずムカついてしまう。 本筋は104号法廷を占拠した犯人vs高東とのノンストップ知的バトルに息もつけない迫力。体力があれば徹夜覚悟のイッキ読み必至です!
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最後までお読みいただきありがとうございます。
良い本と、良い出会いを。