先日、長崎市の平和式典にアメリカの駐日大使が参加しないとのニュースが流れました。その理由としては長崎市がパレスチナ自治区ガザで戦闘を行っているイスラエルの駐日大使を式典に招待しないことが理由の様です。
なぜ、実際に戦闘を行っているにも関わらず、イスラエルの駐日大使を式典に呼ばない事でアメリカが参加しないと表明したのでしょうか?
ウクライナを侵略したロシアに対しては非難し、イスラエルに対しては自衛の権利があるというのはダブルスタンダードではないのでしょうか?
イスラエルとは一体どんな国なのでしょうか?
今回は、アメリカとイスラエルとの関係性やイスラエルについてを学べる本をまとめましたので是非チェックしてみてくださいね。
アメリカとイスラエルの関係性について学ぼう
アメリカのユダヤ人ロビー活動の実態
イスラエルとアメリカは「特別な関係」といわれる。その結節点にあったのが、強い結束と豊富な資金により、政府や世論に絶大な影響力を見せてきたイスラエル・ロビーだ。彼らはイスラエルのためにアメリカの政財界に働きかけを行う連合体である。しかし近年、若年層を中心に「イスラエル絶対支持」を疑問視する声が増えている。アメリカの外交、経済、さらには大統領選をも左右する彼らの実態を、今明らかにする。
・ユダヤ人というと謀略とか富豪とか、ステレオタイプのイメージがまかり通るが本書はユダヤ人の実像とその活動が実際に政治にどのような影響を与えてきたのかがよく分かる。客観的に淡々と書かれているので安心して読むことができる。トランプ大統領の再選ではこのユダヤ票がどのような動向を示すのか楽しみ。
・イスラエルロビーはなぜ強いのか。ユダヤ人は米国内では600万人程度で、人口比で2 %に過ぎない。しかし、学歴が高くユダヤ人は、弁護士やジャーナリストなど、社会的影響力の大きい職業に就き、ロビー向きの人材に事欠かない。投票率も高く、接戦州のフロリダではユダヤ人が投票者の8%を占める。また、富裕層が多いため巨額の政治献金ができる。
法治国家から放置国家、そして無法国家へ
イスラエル無条件全面支持も贈収賄奨励法のたまもの?
大手メディアもワイロ万能政治の使いっ走り?永続戦争国家に成り下がった「親方星条旗」の真実
アメリカはいつ狂ったのか
・アメリカのロビイスト規制法が、アメリカ腐敗の大きな要因であると主張されている。詳細を知り、断片的に知っていたことがつながり、アメリカの腐敗の実態を知ることができた。本当に今のアメリカ政治家は一般の国民ではなく、出資者を向いて政治をしていることが明確になった。
・アメリカのみならず、イスラエルの腐敗もよく理解できた。 この著者の本ははじめて読んだが、予想以上に勉強になった。イデオロギー的な偏りも感じず、事実を伝えてくれているものと感じた。 アメリカの政治の実態を知りたい方にはおすすめの一冊です。
「知らない」ではすまされない、世界が注視する“この国”を正しく知るための入門書
イスラエル。こんなテーマがほかにあるだろうか?
人口1000万に満たない小さな国が世界のトップニュースになるのはなぜか?
アメリカのキリスト教福音派はなぜ、イスラエルとトランプを支持するのか?
なぜ紛争は繰り返されるのか?
そもそも、いったい何が問題なのか?
世界で最も複雑で、やっかいで、古くからの紛争と思われるものを正しく理解する方法などあるのだろうか?
国際社会の一員として生きていくために、日本人が知っておくべきことが、この一冊に凝縮されている。
争いを拡大させているのは、私たちの無知、無関心かもしれない。
・優れたイスラエルvsパレスチナ論でした。 長く複雑な問題を公平に(100%はありえませんが)解き明かしてくれています。 まったく異質の仏教や神道の影響下にある東洋の人間にとっては、多くを教わりました。 2千数百年前の「創世記」等ユダヤの聖典~紀元数百年の「クルアーン」、これらの言葉が、21世紀、人類は宇宙を目指し、AIが言葉を作る時代に、いまだに呪縛となって、人類を滅亡に追い込むような、憎悪と殺戮を繰り返す。
・聖書の世界や、手塚治虫のアドルフに告ぐ、などこれまで興味は持っていましたが、旧約聖書の時代から続くパレスチナ(シオン)の歴史は、3千年を超えるだけでなく、大変濃いし、見る角度が違うと全く違う物語が見えてくることから全体像を把握できていませんでした。この本は、いろいろな立場らから見たそれぞれの正義と不満を務めて公平に記述しようとされており、大変よく理解できました。
アメリカに於けるユダヤ系の政治力。
アメリカによるイラク戦争は石油確保のためといわれるが、本当は、イスラエルの安全のための戦争だという。
国際世論を敵にまわしてまで、ブッシュを戦争へと導いたユダヤの政治パワーはどのようなものなのか。
本書は、これまでタブー視されてきたユダヤ・ロビーとアメリカの外交戦略の関係を、日本で初めて学術的に分析する。
・よくぞ日本人なのにここまで調べたというくらい綿密なデータに基づいてアメリカのユダヤ社会の実情を暴き出している。アメリカのユダヤ系といっても地域ごとにいろいろなコミュニティの特色があり、また全国に異なるユダヤ人団体がいくつもある等、話は込み入っているのだが、結局は要するに「ユダヤ人は虐げられてきた民族なので金を集めるのがうまい。
・世界の政治にうとい日本人はこういった本を読んで、単なる勧善懲悪で世の中が動いていないことを知る必要がある。政治とは、道徳を教えることではなく、公共事業ではなく、予算獲得ではなく、どうやって身を守り、自分たちの有利なように世界を動かすか、ということだ。世界を放浪する運命を背負ったユダヤ人には、民族を守ることが最重要な課題だ。
中東から世界がみえる
米トランプ政権の岩盤支持層「キリスト教福音派」の取材を先取りし、「中東ドローン戦争」を予見した駐エルサレムNHK特派員による深層リポート。ハイテク立国イスラエルと激変する中東情勢を、「イノベーション」「アメリカのキリスト教福音派」「シェール革命」など、複数のキーワードから多角的に読み解いていく。長期取材によって〈見えにくい国イスラエル〉の実像を浮き彫りにし、中東のみならずアメリカ、湾岸諸国、そして世界のゆくえを占う渾身のルポルタージュ。国際社会で活躍するビジネスパーソン必読の書。
・さすが一線の記者が書いたものだけあって、直近の中東の個別の事例が詳細に綴られていた。「宗教」「民族」「イスラム過激派」という中東のイメージを「イノベーション」「福音派」「シェール革命」という世界の問題に広げなければならないことがよくわかった。
・アメリカ選挙の裏が分かる
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良い本と、良い出会いを。